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毎日ブログ

2025/06/03
565/1000 果実が実れば、街も人も動き出す   

「佐藤錦が、ちょっと厳しいらしいね」

そんな話が、近頃あちこちから聞こえてきます。


さくらんぼ王国・山形県。

全国の約75%を生産しているとも言われるだけに、

この時期の空気には、どこかそわそわとした緊張感が漂います。


春先の天候不順や、開花時期の低温が影響したとか。

紅秀峰はどうにか大丈夫そうとのことですが、

佐藤錦に関しては、収穫量も味も、例年通りというわけにはいかないようです。


そんななか、ニュースではさくらんぼの盗難事件も報じられていました。

高級フルーツゆえの被害。

実をならせるまでの手間や時間を思うと、やるせない気持ちになります。


もうひとつ印象的だったのは、代行運転の方の話。

「さくらんぼが不作だと、夜の街の賑わいも減るんですよ」

毎年この時期、観光や取引で来た人たちが夜の街に流れていく。

飲み屋さんにとっても、さくらんぼは“稼ぎどき”なんだそうです。


さくらんぼって、ほんとに“季節を回す果物”なんだな、と改めて思いました。


そんな中

「さくらんぼ狩り行きた〜い」と、娘がぽつり。


珍しいことです。

どちらかといえばインドア派の娘が、果物狩りに興味を示すなんて。

なんとなくうれしくなって、「じゃあ行こうか」と即答した自分がいました。


毎年あるはずの季節の景色が、当たり前じゃないと知った今年。

家族で味わう一粒は、きっと少しだけ、特別に感じられるかもしれません。

2025/06/01
563/1000 薪は貸すな、の教え   

今日は、薪ストーブ用の薪作り第一弾。

山で切り出した木を、トラックに積んで家まで運びました。

汗だくにはなりますが、これはもう毎年の風物詩のようなものです。


この地域には、昔からこんな言葉が残っています。


「醤油や味噌は貸すが、薪は貸すな。」

はじめて聞いたときは、なんだかケチな話に聞こえました。

でも、薪というのは今日明日で準備できるものではありません。

切って、割って、乾燥させて…実際に使えるのは数年後です。


つまり薪は、“時間をかけて整える暮らし”の象徴なのです。

だからこそ、それぞれがきちんと用意しておくことが当たり前だった。

人に頼る前に、まず自分の冬を守る。それが“暮らしの礼儀”だったのでしょう。


今日積んだ薪が活躍するのはおそらく3年後の冬。

今、まだ見ぬ寒い朝を思い浮かべながら、汗をかく。

これは未来の自分と家族への、ちょっとした贈り物なのかもしれません。


備えるということ。

それは、誰かに頼らなくてもよいという、ささやかだけど誇らしい暮らしの形。


春の山仕事の先には、

ストーブの火に照らされた穏やかな時間が、きっと待っています。

2025/05/30
561/1000 静かに変わる、夜の風景   

カッコウが涼しげに鳴いています。

初夏の鶴岡、空気が澄んでいて、外回りも気持ちのいい日でした。


月末ということで、今日は集金に。

件数は以前に比べて減ったものの、

馴染みのお客様と顔を合わせて言葉を交わせるのは、今となっては貴重な時間です。


飲食店に伺うことが多いのですが、

そこで耳にしたのは「最近、2次会に行く人が減ってね」という声。

その理由は、夜間の代行運転がつかまらないこと、

そしてタクシーの台数自体が減ってしまったことにあるそうです。


そういえば、ホテルから少し離れたエリアの店が静かで、

逆に近場のお店に人が集まっているという話もありました。


コロナが落ち着いても、街の風景は元に戻るわけじゃない。

代行、タクシー、そして人の流れ。

夜の鶴岡は、静かに、確かに変わっているようです。


それでも変わらず店を開けてくださる方がいて、

そこに灯る明かりが、どこか安心感をくれる。


小さな会話から、街の“今”を感じた一日でした。


2025/05/28
559/1000 縁というのは、予測の外にある   

本日から開催の「NEW環境展(東京ビッグサイト)」に行ってきました。

業界人として、これはもう年中行事のようなもの。

20年ぐらい毎年参加していて、定点観測という意味でも欠かせないイベントです。


コロナの時期には規模がぐっと縮小されていて、正直少し寂しさもありました。

でもここ数年は、それ以前よりもむしろ活気がある。

出展者の熱量も、来場者の熱気も、肌で感じるほど戻ってきたと実感しています。


今年、特に印象的だったのは「金属リサイクル」のブースの多さと熱。

価格が上昇傾向にある影響もあってか、

これまで以上に注目を集めているように見えました。

鉄、銅、アルミ――それぞれの分野で技術と戦略が高度化してきているのを感じます。


今回は実は、ある“お目当て”があって会場を回っていたのですが、

一番の収穫は、その周辺にあった別のブースでした。


「これは…面白いぞ」と足を止めたのは、

事前情報ではノーマークだったある小規模な出展者の技術。

機械の音を聞きながら、その方とじっくり話をする中で、

図面の中にまだ描かれていなかったピースが、スッと埋まったような感覚がありました。


こういうのを、“縁”というのかもしれません。


狙って行くと、違うものに出会う。

計画と偶然、その両方を持ち帰ることができるのが、

この手の展示会の醍醐味ですね。

2025/05/26
557/1000 年に一度の“免許更新”   

本日は、環境管理センター 第48回 定期株主総会を滞りなく開催することができました。

ご出席いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。


総会後の食事会では、年に一度、この機会にしかお会いできない株主の方々と、

ゆっくりお話しすることができました。


あらためて思えば、当社は私が生まれた年に創業された会社です。

今日お集まりいただいた株主の中には、その創業当時から支えてくださっている方々もいらっしゃいます。

同じ年数を一緒に歩んでくださっているという事実に、身の引き締まる思いがします。


話題の中で特に興味深かったのが、**運転免許の「高齢者講習」や「認知機能検査」**について。

「次の更新が近くて、最近はブルーベリーとかDHAとか、いろいろ飲んでるんだ」

「ルテインが20ミリ入ってるやつが効くっていうんだよ」

などなど、健康と向き合いながら運転を続けるための工夫が、あちこちで語られていました。


そこで私も、最近知人から聞いた90代の親御さんが新車を購入したという話を2件紹介すると、

「それはすごい、励みになるなあ」と、皆さん笑顔に。


株主総会というと堅い場のように思われがちですが、

こうして長く関わってくださっている方々の“生き方”や“気力”に触れられるのが、

この会の一番の醍醐味かもしれません。


年に一度、会社の現在地を確認する機会であると同時に、

私自身も背筋を伸ばして、これからの一歩を踏み出す時間になっています。


今日もまた、静かに励まされた一日でした。
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