今朝、先輩経営者の話を伺った。
社員同士の対立や、一部社員の暴走に悩まされたことがあったそうだ。
その時、ある人から言われた。
「社長としての覚悟が足りない」
なかなか耳の痛い言葉である。
さらに印象的だったのは、その後の話だった。
振り返ると、そうした問題を起こす社員は一人ではなかったという。
時代ごとに姿を変えながら、何度も現れた。
そして先輩はある時、こんなことを思ったそうだ。
「あの人たちは、私に何かを教えるために現れていたのではないか」
言うべきことを言うこと。
決めるべきことを決めること。
社長としての覚悟を持つこと。
そんなことを教えに来てくれていたのかもしれない、と。
実は私も、その話を聞いて妙に納得してしまった。
会社だけではない。
人生でも、なぜか同じような問題が繰り返し現れることがある。
相手は違うのに、なぜか似たような出来事が起きる。
もしかすると、それはまだ宿題が終わっていないということなのかもしれない。
もちろん、問題はない方がいい。
けれど問題を運んでくる人もまた、自分に何かを気づかせる役割を持っているのだろう。
そう考えると、少しだけ見え方が変わる。
感謝を忘れず、言うべきことは言う。
そして決めるべきことは決める。
経営とは、その繰り返しなのかもしれない。