結論としては、流れ星といういつ出会うか分からないそれも一瞬の出来事に対して、願い事を言えるんだから、きっとその願いっていうのは常に心の中にあるモノである。そんだけ願い続けているコトだから、それは叶うのだ。そう考えたんです。
大人になって、願い事つまり夢を持つのが簡単ではなくなっている。できるかどうかで考えたり、目的は?とか誰の笑顔をつくるため?とかなんか小難しいこと言う自分がいたりする。
「なんでも願い事が叶うとしたら?」って聞かれるより3億円っていう具体的な数字が、ワクワクを連れて来てくれる。なんか想像の付く数字だし、夢が完結する数字でもない。きっとそれはゴールじゃなくスタートを意識させる質問なんだなって感じました。
それで見つけた夢を、流れ星にお願いできるほど毎日考えていたら叶うじゃないですか。だから人生面白いなって。
夢って放っておくとぼんやりしたり、忘れてしまったりする。そういった意味で夢って流れ星みたいな存在ですね。だからたまに「3億円あったら何に使う?」って自分に質問してみてください、はっきり見えて来ますんで。
すっかり春めいて、お家を片付けたいという方からの問い合わせがグッと増えて来ました。特にシニア世代の方からの問い合わせが多いのですが、見積もりで伺うと90歳代の方も多く、ご自身で頑張って片付けているのは分かるのですが、やはりモノが多い。
先日読んだ冊子では、「なぜ歳をとると、家のモノ(所有物)は増えるのか?」という問いに対して、「加齢に伴い身体の新陳代謝が衰えるのと並行して、自分の身の回り、すなわち家や庭などの身近な環境との積極的な関わり方が減り、いらないものを判断して捨てるという物理的な行為ができにくくなるから」とありました(倫理研究所:新世2024年4月号)。
「新陳代謝」とは「①生物が生命維持のために必要な物質を体内に取り入れ、不要になった物質を体外に排出すること。また、その作用。物質交代。物質代謝。②新しいものが古いものと入れ替わって行くこと。」とあります(明鏡国語辞典)。
生命維持のための新陳代謝は体が勝手に行うことなので、コントロールできません。しかし、モノのコントロールはできるのだけれど、文中にある「関わりが減る」すなわち、自分や他者に対する興味というものが減って行くと、捨てるという行為に疎くなる。
シニア世代に限らず、つまりは心の新陳代謝を図るには、いらないコトやモノに気を配るのではなく、自分の好きという感覚に敏感になってもっともっと大切にしてあげることなんだなって感じました。