ずっと持っていたくなる本ってそう多くはないと思いますが、この本はずっと持っていたいなって感じました。『中野信子著:新版 科学がつきとめた「運のいい人」(サンマーク出版)』です。友人から勧められて読んでいるのですが、マジメな私にはぴったりの本でした。マジメっていうのがポイントなんですが、タイトルとは反対に運の悪い人の特徴として挙げられているのが「まじめ・人を疑うことを知らない・人の話を素直に聞ける・責任感が強い」だったんです。
詳しくは本を読んでほしいのですが、簡単に言うとこういった特徴を持つ人は主体性が無く「自分を大切にしていない」とも言え、「運のいい人」とは、自分を大切にしている人であると、著者は述べています。
「ほかの人から大切に扱われるようにするには、そして、周囲の人と良好な人間関係を築くためには、まずは自分で自分を大切にする必要がある。」「他人の尺度でなく、自分の尺度で行動する。他人がどう思うかではなく、自分が心の底から【心地よい】【気持ちよい】と思える行動をする」などなど、作中のこれらの言葉、額に入れて飾っておきたくなるほどシビレます。
まだ読みかけですが、あるがままの自分を自分で受け入れて、もっともっと活かして行くためのヒントがたっくさん詰まっている本だな〜と感じました。
私たちが扱っているモノの整理・お片付けっていうのも、好きな自分を発見するための探査装置のような存在と私は思っています。とかく要らないもの・不要なものを取り出す・捨てるというイメージが強いお片付けの世界ですが、本来は素敵なもの・自分にとって本当に大切にしたいコトやモノを探して行く行為なのです。
ということで、こちらの本、超おすすめです!