以前オンラインにて講話を伺った紫乃ママこと木下紫乃氏著「45歳からの『やりたくないこと』をやめる勇気」拝読しました。庄内お片づけ部の麻佐子部長より貸して頂いたのですが、大変興味深かったですね。私も来年45歳を迎えますので、ぴったりのタイミングだったように思います。
「昼スナブームの火付け役」である著者の紫乃ママは週1回だけ昼に開店する「スナックひきだし」のママとして、多くの悩めるミドル世代を導き中。ひきだしの名が示すように、お客様の隠れた可能性を引き出し中ということでした。
紫乃ママは、サードプレイスを提唱しており、このワードが素敵だと感じたんですが、これを「母でも妻でも、課長や部長でもない私が発揮できる場」であって、多様な「私」を発掘するために必要な場所と定義しておりました。ファーストプレイスとして収入を得る職場。セカンドプレイスとしてお金にはならないけど、好きな事を、好きな人で集まる場、サードプレイスとして、すぐにお金にならくても、自分が学びたいことや、得意な事を生かせそうな場。この様に解説しています。
なるほど、「私」っていうのは一つの顔では語り尽くせません。立場・役割でどんな人にもなれるし、全体で「私」である。ミドル世代からは特に、様々な私と出会う事がその後の人生において大切なんだなと考えさせられました。
その中で「主催者」になることの重要性についても触れており、参加者から主催者になることで、その喜びはどんどん大きくなるとも語っております。
いつまでもお金を払って学んでいるだけではなく、主催者としてどしどしアウトプットして行く!これが45歳からの生き方の様ですね。
父でも夫でも、社長でもない私。はい、来年は益々楽しんで参ります!