我が家にはトイレが二つありまして、そのどちらも蓋が長年外されておりました。これはトイレを毎日掃除する妻が掃除しずらいという理由から外されていたのです。子供達が小さかった頃はあっちに弾いたりこっちに弾いたりして確かに掃除は大変。そんなこともあって我が家のトイレは蓋が無いのが普通でした。
子供達ももう弾くことも無くなり、それと私が迷信とか信じるタイプの人間で、トイレの蓋をしないと金運が下がる!っていう言われが気になっていたので、思い切って妻に相談すると、それからしばらくしてトイレの蓋が取り付けてありました(というか気が付かなかった)。妻に話すと、「蓋つけたのにいっつも開けっ放しだったよ〜」とのこと。習慣とは怖いものです。
ではなぜトイレの蓋が大切なのか、便座のヒーターのON・OFFは蓋で行われていたりするのでその電気代が浮くとか、ウイルスが飛散しないというのは一般的で、湿気がどうとかもあるかもしれません。
自分なりに考えてみたのですが、後始末がしっかりできる人って成功するよ!ということの実践の最たる場所がトイレではないか、そういう結論に達しました。トイレは人間の生活に絶対必要です。それで安心して気持ち良く行える環境であることが求められます。
しかし、用を足しらたそれで終わり、次の人のことも考えず汚してもお構いなし。これではきっと人生はうまく行かない。人生って才能とか能力だけでは成功しないと思うんです。多くの人の助けがあるから成功できる。成功させてもらっているのが私たち人間。
だから、用を足して次の人が気持ち良く使えるようにと気配りができる人、そんな人に成長するために蓋を閉めるという後始末の行為は尊いのだと、そう私は解釈しました。ということで、我が家のトイレ掃除も週1回はやるぞ!と決めました。