唐突ですが、こんな美味しい食べ物があるんだー!って感動した記憶って何かな〜と思い出していたら、出てきたのが小学校3年生の大晦日に初めて食べたカップヌードルカレー味の記憶でした。
両親共働きの小林家では台所の主導権は祖母にあり、いつもおばあちゃんの手料理が基本で、カップラーメンなんていうのはそれまで食べたことが無かったんです。それで両親も「今日は大晦日だし特別ね」とかいってこのカレー味のカップヌードルを出してくるものだから、美味しかったですね〜。更にカップラーメンは高級品だというようなことを父が冗談で言ったのを真に受けて、カップラーメンは高級品なんだとかなり大きくなるまで信じていました。
ただ今思えば、魚の行商をしていた祖母の料理は手が込んでいて、魚のつみれ汁とかあの味に優るものにこれまで出会ったことが無かったなとも思います。
末の娘にこの質問をしてみたところ、「ココスの肉かマックのフライドポテト」と答えました。なんか残念に思ったのですが、味っていうのはきっと楽しい記憶と結びついていて、ココスとかマックとか家族で行って楽しかった思い出があるのかもしれませんね。
そんな娘ですが、これからバレンタインでプレゼントするチョコの材料を買いに行くのだそうです(テスト前だぞー勉強しろー!)。お父さんにも作るそうなので、まあ大目にみてやりますか。