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毎日ブログ

2021/03/31
人生100年時代の恩恵を受けるための戦略  
 人生100年時代、日本で2007年に生まれた子供の半分は107年以上生きることが予想されている。きっと私も100歳以上生きる。ぼんやりとそんな事を考えるが、データは明確に示しているのだ。リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著 LIFE SHIFT 【100年時代の人生の戦略】最近気になって読んでみた。
 なんとなく、100年生きるという事に対して手放しでは喜べない、と感じている方がほとんどだと思う。私もそうだし、妻とそんな話をすることもある。しかしこの本は、「長寿化を厄災ではなく恩恵にするために、どの様に人生を築くべきか」をテーマに記されている。恩恵を受けるために、戦略が必要なのだ。
 私は、三世代同居の家で育ったので、祖父・祖母の人生、父・母の人生をずっと見て来たし、私もそうなるのだなと感じてきた。父と私の年齢差と私と息子の年齢差が同じなので、私と父の関係を、私と息子の関係と置き換えて考える事も多い。これまでの【普通】だった、教育⇒仕事⇒引退という3ステージのロールモデル(生き方のお手本となる人物)はあまり役に立たなくなって行く。
 人生100年は87万6000時間なのだそうだ。100年の恩恵を受けるために、今からの戦略が必要だ。
 人生の折り返し地点、50歳からの終活講座【おしゃれ終活・俺の終活講座】はこちらからhttps://anchors.me/contents_15.html

2021/03/30
いよいよオンラインでお届けの【おしゃれ終活・俺の終活講座】  
 自己発見・セルフケアをお届けするビジョン型終活講座【おしゃれ終活・俺の終活講座】アンカーズでは毎月第三日曜日に開催中です。しかし、山形県の新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、4月のリアル講座は中止する事としました。という事で、オンライン講座を5月に開催すべく準備中でございます。実はオンラインでの講座を開催するのは初めてで、まずはマイクとかカメラとかの周辺グッズを揃える所から始めております。息子から、マイクとオーディオインターフェースを選んでもらったのですが、男心をくすぐるメカなデザイン・質感にテンションが上がります。
 未知の世界に飛び込んで行くのは、少々勇気が要りますが、挑戦がいつしか日常に代わる。その繰り返しで人生は出来ている事も事実。「とりあえずやってみる」そんな感覚が、今の時代感の様にも思います。
 私の人生にとっては、「おしゃれ終活・俺の終活」のメソッドで物事を考える事が癖になっており、「おしゃれ終活・俺の終活」で掴んだ、地図とコンパスあるから迷わずに進んで行ける。そんなあなたにとっての地図とコンパスを今度はオンラインを通じて全国に発信できることを楽しみにしております。アンカーズのオンライン【おしゃれ終活・俺の終活講座】ご期待下さい。

2021/03/29
シュールストレミングを紛失  
 シュールストレミング、スウェーデンで作られる塩漬けニシンの缶詰で、世界一臭い食べ物と言われています(その臭さ納豆のおよそ20倍)。現在では空輸は禁止されているはずなので、入手できるのか分かりませんが、これはまだ空輸が許されていた十数年前のお話です。
 知人で「シュールストレミングを食べる会」という大変変わった会を開催している方がいらっしゃいました。私も消臭を生業とする身として世界一臭い食べものの臭いとはどの様なものか、とどうしても知りたく、懇願し、何とか一缶入手することができました。
 シュールストレミングはその強烈な臭いから、室内での缶詰の開封は避け、テントなどを張って食べる必要があると教えられていました。ですから、頂いたもののどうやって食すべきか二の足を踏んでおり、とりあえずということで実家のストック用の冷蔵庫にそっと入れて置くことにしました。
 そして月日は流れ、私はその缶詰の存在を忘れてしまったのです。ある時、そうそう言えば!とシュールストレミングの事を思い出し、実家に行き恐る恐るその冷蔵庫を開けてみました。半年は経過していたと思います。すると、缶詰が無い!慌てて母に尋ねると、「腐っているようだったから捨てた」と一言。「何とも無かった?」と私。
 あのシュールストレミングを事も無げに処理した母、大事に至らなかった事に胸を撫でおろし、その偉大さに感服したのでした。母は強し。
 教訓①困った物を実家に持って行かない。②とりあえずと置いてしまうとその存在を忘れてしまう。③困る様な物を興味本位で頂かない。という事で未だシュールストレミングのその臭いを体験したことのない私の冷や汗エピソードでした。
 

2021/03/27
お片付けの体幹を鍛えるpart3  
 トライアスロン完走を目指してトレーニングを始めた40代男性。パーソナルトレーナーから体幹を鍛える事を教わります。この話を聞いた時、お片付けの進め方と似ているなと感じた私。私の認識では体幹を鍛えるとは、体の使いかたを鍛えるというイメージでした。ではお片付けにおける体幹の鍛え方とは何か。
 私はこれを【モノを生かす】にあると考えます。モノを生かす・活かす。モノが多くて頭を抱えてらっしゃる方があれば、部屋の中を見渡して一つひとつのモノを手に取ってみて下さい。どうでしょう、そのモノはあなたの生活・人生のどの様な目的に活かされているでしょうか。例えばペンが引き出しにいっぱいだという方、ペン立てにギュウギュウだという方、一本ずつ見てみて下さい。書ける・書けない・気に入っている・気に入らない。その多量のペンは何の為にお持ちで、全て活かされているのでしょうか。
 春、入社・入学で新入社員・新入生が入って来ます。そこではきっとその人のためのロッカーやデスクがあり、その人の為の場が与えられているはずです。場が与えられるから、安心して仕事や勉強ができる。モノは文句も言わなずにおりますが、場も与えられず、存在すら忘れられている環境で、そのモノが活躍することは難しいでしょう。
 だから、お片付けの体幹を鍛えるとは①そこでは(その空間・部屋)何をするの?(行動)を考える②行動にあわせてモノを吟味する③吟味したモノを使いやすい様(取り出しやすく・仕舞いやすい)に収める(場を与える)。という事だと考えます。モノを多量に処分する事を目的としたり、見た目だけを真似する収納は、幹ではなく枝葉の事。後回しなんですね。
 さあお片付けベストシーズンの春、幹を育てるお片付け、始めてみませんか?

2021/03/26
お片付けの体幹を鍛えるpart2  
 トライアスロン初完走を目指した男性、パーソナルトレーナーからの指導は、過酷な実践トレーニングでも、筋トレでもなく、15分、毎日コツコツ取り組む体幹を鍛えるトレーニングだったそうです。そのトレーニングによって男性はみごと初完走を成し遂げました。
 このお話を伺って、お片付けも一緒だなと私は感じました。お片付けが苦手・モノが非常に多いという方が、あんな生活、あの素敵な環境、あのおしゃれなお部屋を手に入れたい!と片付け本を見ながら家中のモノを一度に引っ張り出すという、過酷な実践トレーニングをしてしまうと、収拾がつかなくなりギブアップ⇒面倒になってただ捨てるだけ(ゴミ袋の山)⇒リバウンドしてまたモノだらけ。という最悪の結末に陥ってしまうことも。また雑誌で知った良さげな収納グッズを買い込んで来て収納スペースを美しく!と、局部的な筋トレに相当する事をしても、きっとモノを右から左に移動するだけで、いつまでたっても片付かないという現象に陥ってしまうでしょう。
 お片付けが苦手だという方には、理想は【パーソナルトレーナーを付ける】ですね。そうです整理収納アドバイザーがあなたの理想のお部屋なりお家の環境を一緒に作ってくれるでしょう。
 整理収納アドバイザーが導く、【体幹を鍛える】に当たるお片付けのメソッドとは何か。まず第一に体幹を鍛えるとは、見た目の筋肉の美しさというよりも、体の使いかたを鍛えることなのではないかと私は考えます。だから部分部分の美しさを求めるよりもモノの使いかた、生かし方を鍛える必要があると思うのです。part3に続く
 

2021/03/25
お片付けの体幹を鍛えるpart1  
 喘息の持病を改善させようとプールに通い出した男性、数年後かなりの距離を泳げるようになるまで体力を付けることができ、喘息の発作も起こらなくなりました。それを見ていた友人からトライアスロンを勧められます。ためらいながらも挑戦することにした彼ですが、元来体力に自信がある訳でもなく、スイム1.5km バイク40km ラン10kmを完走することができるのか、とても不安だったそうです。その為トレーニングを始めることにしたのですが、どうトレーニングするべきか、毎日長距離を走る必要があるのか、筋力トレーニングをした方が良いのかと思案にくれます。
 これはプロに相談した方が良いという結論に達した彼は、パーソナルトレーナーからトライアスロン完走を目的とした指導を受けることにしました。トレーナーからは実践と同じ距離を走ったり泳いだりするよりも、体幹を鍛えるトレーニングを実践することを指導されます。理由は①実践的なトレーニングで身体に負荷を掛け過ぎると体を傷める・壊す②筋トレなどで腕だけ足だけに筋肉を付けても、その大本である体幹(体の幹つまり胴体)を機能的に使いこなせなければ、効率よく力が発揮されない。ということでした。
 それから彼は毎日体幹を鍛えるべくヨガの様な太極拳のようなゆっくりとした動きの中で体幹を鍛え、40代で初めて参加したトライアスロン大会で見事完走をなしとけたのです。
 このエピソードを伺って、お片付けでも同じようなことが言えると感じたのですが、そのお話はpart2で

2021/03/24
年度末、エントロピーMAXのデスク回りをどうするか  
 いよいよ、令和2年度も残すところ一週間、見積書・報告書・申請書…もう書類の山に押しつぶされそう。年賀状とかまだデスク回りに残ってないですよね。年度末にお片付けというのも難しいかもしれませんが、急場をしのぐデスク回りのお片付け法をお伝えしておきましょう。【ステップ1 まずは理想の仕事の仕方をイメージする】ですね。私は、資料を全部拡げて仕事をするタイプなのですが、帰宅時机の上は何もないというのを理想としています。簡単でいいので、「とりあえず、作業スペースだけしっかり確保する」など、どんな状態が理想なのか、イメージしてみましょう。【ステップ2 書類を全部出す】一気に全てを出してしまうと、かなり危険です。①デスクの上、引き出し1・2・3、デスク横とパートを区切ってやってみましょう。【ステップ3 残す書類を選ぶ】出した書類の取捨選択をして行きます。残す書類は①現在使用中②当面必要③永久保管、と分けダンボールなどへ仮置きする。手紙など判断が難しい書類は白黒付けないグレーBoxを設け、これも一時保管。【ステップ4 必要な書類を戻す】ステップ3で分けた書類をデスク回りに戻して行きます。現在使用中は取り出し易い場所、永久保管だったら、キャビネットでもいいかもしれません。このように戻して行きます。グレーBoxは存在を忘れない様に注意し、半年を目途に再度確認し取捨選択して下さい。
 これは急場しのぎの簡易的な整理法です。ファイリングには伝統的な不動のやり方がありますし、もっと整理収納について学びたい!という方はアンカーズのお片付けセミナーがお役に立ちます。ttps://www.anchors.me/contents_13.html

2021/03/23
社長の平均年齢が60歳を超える  
 小学校の頃、夏休みなどの長期休みになると楽しみにしていたテレビ番組不動の№1は【宮尾すすむのああ日本の社長(テレビ朝日:モーニングショー)】でした。社長達が事業を成功させるまでの波乱万丈のストーリーも魅力でしたが、威厳ある社長達も宮尾氏の手に係るとお茶目な一面を覗かせ、そのギャップも面白かったのかもしれません。
 宮尾氏も没後早10年、時代も大きく変わった訳ですが、2021年1月時点での日本の社長の平均年齢が初めて60歳を超えたというニュースが報じられました(帝国データバンク調べ)。調査がスタートした1990年の平均年齢が54歳という事で、ここ30年で6歳高齢化が進んだことになります。
 帝国データバンクでは注目すべき点として、調査した企業の65.1%(17万社)に後継者がいないという現状を挙げ、昨年後継者不在を原因とした倒産が452件発生しているという事からも、円滑な事業承継が急務であると、警鐘を鳴らしています。
 アンカーズでは【俺の終活】という終活講座を開催しています。この中で、【これからの20年を描く】というワークがあります。経営者にとって【ビジョンを明確に描いて行くことは、大切なことである。】多くの経営者がそう感じてらっしゃると思います。しかし、現実的には3年後でさえ読めない現状。それを「20年後の事なんて…考えても意味が無い」私もそう思いました。しかし、今この講座をお伝えしながら感じるのは【まったく先が読めない今だからこそ、20年後を描くことに価値がある】ということです。3年後であれば今の延長上のビジョンしか生まれないでしょう。しかし20年後のビジョンであればどうでしょうか。現状の枠を超えた、異次元のビジョンを描けるのではないでしょうか。
 そんな夢のあるビジョンと共に、事業承継についても想いを巡らせてみませんか。俺の終活詳細はこちらhttps://www.anchors.me/contents_15.html
 
 

2021/03/22
整理収納アドバイザーBAVから生まれたアンカーズの2S活動  
 整理収納アドバイザーBAV(ビジネスアシストバージョン)これは整理収納アドバイザー2級認定講座と同等のライセンスであり、その理論を企業版として展開させたものです。アンカーズではこのBAVを全社員が取得し、BAV理論を基にして社内環境の改善活動を行っております。アンカーズでは2S(整理・収納)委員会と命名し活動を始め、R3年4月で3年目を迎えます。
 BAVでは、【おもてなし】という切り口で社員へのおもてなし、顧客へのおもてなし、取引業者へのおもてなしを環境を整える事で実践して行きます。これを実現するためにアンカーズでは①環境美化②車両管理③活力朝礼の3つの委員会をつくりました。本日はR3年度環境美化委員会のキックオフミーティングが開催され、目標を5W2Hに落とし込み、年度計画の立案まで一時間でバリっと仕上げました。
 コロナ禍、社員全員集合という機会をなるべく減らし、且つ短時間で物事が進む様、各委員会の活動を横断的に管理調整できる運営委員会を立ち上げました。運営委員会がある事で、R3年度のBAV2S活動がどの様に進化するのか、大変楽しみなところです。整理収納アドバイザーBAVについての詳細はこちらからhttps://anchors.me/contents_85.html

2021/03/21
新たな価値観と出会える終活講座【おしゃれ終活】開催  
 おしゃれ終活講座3月は、お片付けのプロお二方をお招きして開催する事ができました。整理収納アドバイザーはじめ生前整理アドバイザー等様々なライセンスをお持ちのお二人、その知識や現場での経験と結びつけて、講座をより深くご理解頂けたと感じております。
 おしゃれ終活では、ワークを通じて未来志向の新たな価値観を見つけて行くことができます。新しい価値観との出会い。これは、人との出会いや本や映画との出会いなどによっても、もたらされるのではないでしょうか。私は「舐められたら終わり」という価値観をずっと持っていたように感じます。私は一人息子という事もあり、社長であった父から、「お前は跡継ぎなんだから、しっかりしなさい」「舐められたら終わりだぞ」と小さい頃から刷り込まれて来ました。だから、人よりも良いモノを持っていなければならない・弱みを見せたらいけない。そんな価値観で生きてきたように感じます。
 20代後半位までは、ブランド物で身を固め、本音で人とかかわるという事も少なかった様に思います。ただそんな価値観がカッコ悪いと感じる出会いがありました。これは人生の師との出会いです。師との出会いによって、その価値観に触れ、私の価値感も変化して行きました。師から学んだのは、【多くの価値観を許容できるありのままの私】という生き方があるという事です。
 師が旅立って2年。一時どこに向かって良いのか分からなくなってしまった私ですが、おしゃれ終活・俺の終活講座を伝えて行くことで、未来への地図とコンパスを手に入れ、新たな価値観と共に、生きて行ける様になりました。
 新しい価値観と出会える終活講座【おしゃれ終活・俺の終活講座】毎月第三日曜日開催中。詳しくはこちらからhttps://anchors.me/contents_15.html

2021/03/20
俺の終活的生き方ファイル1  
 ビジョン型終活講座【俺の終活】過去の延長上にある私から未来を描くのではなく、こうなりたい!こうありたい!というピッカピカのビジョンを見つけ、そのビジョンから今をデザインして行くメソッドです。
 そんなピッカピカのビジョンを見つけ、歩みだしている男性を紹介して行く【俺の生き方ファイル】第一回目は、定年後に長年の夢だったカフェのオーナー兼マスターとなられた男性のお話。
 その方は、公務員として37年に渡り全国を舞台に活躍されました。そして定年後の第二の人生の地として、出身の山形県庄内を選び、カフェの開設を夢見るようになります。しかし、周りの意見を聞くと、「素人ができる訳ない」「ムリだやめておけ」そういった否定的な言葉ばかり…。
 彼は、58歳で調理師免許を取得すべく若者に交じって調理専門学校の門を叩きます。入学式で新入生代表挨拶を務めた彼は、「私に残されている時間は君たちとは違い長くはない。だから一日一日が大切だ。どうかそんな気持ちで一緒に頑張ろう」と呼びかけました。
 免許取得後、様々な試行錯誤を経て彼は、カフェのオープンに漕ぎ着け、数年が経過しました。
 全国各地に赴任したが、身をもって感じるのは、これほど豊かな食材・食文化を持つ地域は他には無いと言います(鶴岡市は日本で唯一、ユネスコ食文化遺産に登録)。
 古希を目前にした彼が目指すのは、おいしさと共に、安心で健康な体をつくる食品添加物の少ない食事の提供。日本で認可されている食品添加物は1500種類。それに比べアメリカでは400種、ヨーロッパでは20種、スイスにおいては6種類なのだと彼は教えてくれました。
 豊かな食材・食文化を持つ庄内、そして日本一舌の肥えた庄内人を満足させ、しかも安心して召し上がって頂ける環境をつくる。彼の挑戦はまだまだ続きます。
 俺の終活講座詳細はこちらからhttps://anchors.me/contents_15.html
 
 

2021/03/19
窓を開けよう!  
 チェコの作家カレル・チャペックの童話「長い長いお医者さんの話」の中に、重い病に倒れたその国の姫の病気を治すために、名医と間違えられ連れてこられた木こりが、城の周りに鬱蒼と茂る木を切り倒すことで、城に日差しと風を入れ、姫の病をころりと治すというお話があります。
 500軒に2軒、全国のゴミ屋敷と言われるお家の数です。アンカーズでも月に1・2軒こういった現場の原状回復作業のご依頼を頂きます。現場に入ってみると、モノに阻まれ窓まで手が届かない事や、外部からの視線が気になるのでしょう。ここ数年窓を開けた形跡が無いというお家も多く、多量のモノにも増して埃・湿気・カビが究極に溜まっている状態を目撃します。
 新鮮な空気・光を家の中に入れるというのは、人間が心も体も健康に生きて行く上でとても大切なことであり、環境は名医にも勝る。大戦下ゲシュタポから危険人物とされたカレル・チャペックはそんな事を伝えたかったのかもしれません。
 さあ窓を開けるのが気持ちの良い春。窓を開けてみませんか。

2021/03/18
お母さんをお片づけに巻き込むにはpart2  
 最も難易度の高い、【母と始める実家のお片づけ】さあどう進める?昨日のpart1でも述べた様に、片っ端から気が付いた事を並べたてた所で、後味悪く価値観の違いを確認し合うだけでしょう。
 そこで大切なのが、繰り返しお伝えして参りましたが、【観察と傾聴】です。これが他人の家の片づけだと、難なくできるのですが、身内となると「なんで分ってくれないんだろう!」なんてイライラが募ったり…難しいんです。
 そうなる前に、アンカーズの様なプロに依頼するのも良いと思います。ただ、プロに頼むにしても同意というものが必要になります。
 その声のかけ方として、男性が町内会長など上位者のお片づけエピソードが有効だったのに対し、女性は、親戚の○○さんというような身近な人で且つ境遇の近い方のお片づけエピソードがとても効果的です。
 私の実家の場合、リフォームの計画があったのですが、図面を見せてもらった所、寝室とトイレがとても遠く、見た目を重視した作りで検討されておりました。私が、これだときっと不便になるよと何度いっても聴く耳を持たない母だったのですが、叔母が車イス生活になって、寝室とトイレの遠さを嘆いていることを話した所、考え直し、トイレと寝室が近い私の案を採用してくれたのです。
 女性は【境遇の近い身近な人】の口コミや行動に共感し易い傾向があるようです。お片づけでも、同様の事が言えるでしょう。上手に巻き込んで行くために、男性・女性でアプローチを変えてみるというのも、大切ですね。

2021/03/17
お母さんをお片づけに巻き込むにはpart1  
 昨日まで、お父さんをどうやってお片づけに巻き込むのか、という事についてお話させて頂きました。では、お母さんはどうか。私の母親は、お片づけの知識はたくさんお持ちの団塊の世代です。しかし、行動が伴わず、未だ多量のモノに囲まれ暮らしております(私とは別宅)。定期購読している雑誌【ゆうゆう】には我らが整理収納アドバイザーの先生方が多数ご出演なのですが、整理収納アドバイザーの息子(私)にアドバイスを求める事はありません。きっと、この家を数十年と守って来たという自負があるのでしょう。息子からああだこうだと指導されるというのは面白くない様子です(私も無関心を装っております)。
 そんな、母親をどうやってお片づけに巻き込むのか。私の母もそうですが、やはり出来ていない事を指摘されたりすると、とても辛いのだと思います。まずは出来ている事を褒める。褒める為には、【現状の把握や相手の話を聴く】ということを始める必要があるでしょう。(場当たり的な指摘だと言い争いになるだけ。まずはしっかり観察して相手の話に耳を傾ける。)
 ただ、同じ母でも、実の母と義理の母では心に浮かんでくる感情は違います。実は、血縁ならではの甘えが無く客観的な判断ができる義理の実家の方がスムーズに片づけが進むということが分かっております(経験による主観です。)。それに比べて難しいのが、親子のウエットな関係性がどうしても出てしまう・しかも自身の思い出も詰まっているという【母と行う実家のお片づけ】なんです。part2に続く

2021/03/16
お父さんをお片づけに巻き込むのはpart2  
 昨日のpart1では、男性と女性ではお片づけに対する気持ちの向け方に大きな違いがある。というお話をしました。特に日本の高度経済成長期を支えて来られた世代の男性にとって、家事やお片づけなどの家庭の事は、どうしても軽んじてしまう傾向が強いようです。
 この価値観が良いとか悪いとかは置いておいて、まずもって、これから片づけを進める前段で「お父さんありがとう」「お父さん凄かったね」「これからもよろしくね」「お父さんのお陰だわ〜」という感謝とか労いの言葉があると良いですね。この言葉で数十年の苦労も一気に吹っ飛ぶのではないでしょうか。頭ごなしに否定的な事を言われると、本当は「やらなきゃな」と思っていても素直に動けないものです。
 その上で、理論的に納得できる具体的な取り組み方を伝えて行くことが大切です。「ごじゃごじゃしてて、お母さんも大変だって言っているから・お母さん入院したらお父さん一人で生活できるの?」とぼんやりした事を言ったり、感情に訴えたりするよりも「地震の時、この本棚倒れて来たら危険だよね。私に買ってくれたブリタニカだけ本棚から移動してみる?」というような具体的なアプローチの方が男性には響き易いです。
 また、上意下達の組織の只中にあった男たちにとって、「○○社長も、断捨離始めたって言って、社長の奥さん喜んでたよ・町内会長の○○さんもみんなに勧めてるそうだよ」などの信頼できる上位者の取組もかなり刺激になるでしょう。
 以上男性のお片づけスイッチをONにする様々な仕掛けでしたが、一番の近道はこちらです。アンカーズのお片づけ講座一覧

2021/03/15
お父さんをお片づけに巻き込むにはpart1  
 春のお片づけシーズンが始まって参りました。なぜこの時期かと言えば、冬だと「足が冷たい・肩がガチガチ」夏だと「あせダラダラ・熱中症になってしまう…」と身体的負荷が高い。だから、春と秋これがお片づけに一番適した季節という訳です。ただ、肉体的な負荷以外にも、お片づけを阻む輩が。それは精神的負荷。整理講座などで良く聞くのが、お父さんのモノが多くて、心配、考えると気が重い、どうやって進めたらいいの?というお悩みです。多くは、奥様・娘さんが気を揉んでいる様子。いくら気候が良いからと言っても、思うように進められない!となってしまうケースも…。お父さんをお片づけに巻き込む特効薬はあるのでしょうか。
 お父さんのお片づけスイッチは、どうしたらONになるのか。これも整理講座などをしていると凄く感じることなのですが、男性と女性ではお片づけに対する受け止め方が全く違う。残念ながら、男性はお片づけについて「俺のやることではない」「妻に任せておけば良い」「取るに足らない事だ」と考えてらっしゃる方が非常に多い。
 家族を必死に養い、仕事が人生・仕事命の人生を駆け抜けた男性達にとっては、お片づけは、「生活の中の雑用」その様に捉えられがちなのかもしれません。その雑用を俺が?なんで?この状態で「お父さん、あの本の山どうするの!床が抜けそうで怖いんだけど!」などと言われても、そのやる気スイッチはONにはなりません。part2につづく

2021/03/14
100という特別な数字  
 最近の我が家のマイブームは、周り将棋(将棋盤と将棋の駒で行うスゴロク)です。子供の頃夢中でやっていましたが、この度、奇跡と遭遇することが叶いました。なんと100マス(写真)が出たのです。100マスは将棋の駒の一番小さな辺で立った時に生み出されます。そういうのがあるとは知っていましたが、それが本当に出るなんて…信じられません。奇跡というのは、日常の中にもあるのだなと、心底驚かせられました。
 100という数には特別な力があると教えてもらいました。片づけの師匠三谷直子氏からです。そして氏が監修したおしゃれ終活・俺の終活講座にも、100にまつわるワークがあります。ここでは、あるモノ・コトを100挙げて行きます。多くの方が20〜30は挙げる事ができます。しかしそこからが難しい。難しいから価値がある。絞り出して、絞り出して100挙げた時、思いもよらない新たなステージが見えてくるのです。私も、まったく考えもしなかった【夢】を見つける事ができました。ということで、あなたも○○を100挙げるワークを体験してみませんか?PayPayで20%還元のおしゃれ終活・俺の終活講座はこちらから。俺の終活・おしゃれ終活講座申し込み

2021/03/13
鶴岡市×PayPay20%還元キャンペーン
3月15日から4月30日までご利用できます。  
 鶴岡市の対象店舗でPayPay(キャッシュレス決済サービス)でのお支払いをすると、20%相当が還元されるというキャンペーン。2021年3月1日からスタートしていました(詳しくはこちら鶴岡市HP)。弊社では3月15日(月)からこのキャンペーンの適用店舗となりご利用頂ける事となります。ご利用頂ける商品は、①店頭お持ち込みの粗大ゴミ処分費用②おしゃれ終活・俺の終活講座受講費用となっております。アンカーズのおしゃれ終活・俺の終活講座は税込み12,000円ですから、実質10,000円でご受講頂けます!期間は3月15日〜4月30日まで。キャンペーン期間中のおしゃれ終活・俺の終活講座の開催日は3月21日(日)【残席2席】4月18日(日)【残席4席】です。お得なこの機会にぜひご受講下さい。俺の終活・おしゃれ終活講座申し込み
 また、粗大ゴミのお持ち込みも春のお引越し・お片づけシーズンで大変込み合っておりますが、このチャンスを見逃す手は無いですね。ぜひPayPayでお支払い下さい。
 実は私もPayPayデビューを先日やっと果たした所です。一番手っ取り早いのが、セブンイレブンのATMから現金チャージする方法です。ATMは雑誌とかトイレの近くに設置されている縦長の機械です。(私はレジでチャージしようとして、かなり驚かれました。)ということで、おじいちゃんっぷりを発揮しておりますが、大丈夫です便利に利用できました。それでは店頭にてお待ちしておりまーす!

2021/03/12
木を観る【樹木医からの訓え】  
 「私の前世は木ではないか」、そんな空想を子供の頃よくしていました。先日庄内に5人しかいない樹木医のお一人から、お話を伺う機会がありました。樹木を元気にするのがお仕事の樹木医。どの様にして元気にしているのでしょうか。多くの方が行う処置として、【木の根に盛り土をする】というものがあるそうです。心情的にもそうしてあげたくなるのは分かります。しかし盛り土によって土が酸欠状態に陥り、かえって状態が悪くなるということでこれはNG。
 正しい処置としては、自然の環境により近づけてあげる事。木の根部分の土に枯葉や木の皮を混ぜる事で自然の土に近い状態をつくってあげると2年もすれば元気になるケースが多いとの事でした。
 また、桜の花の色付が薄いなどという場合は、花が散った後にすぐ、お礼の肥料(即効性のある肥料がポイントだそうです)をあげて、消毒そして、1月2月に行う小枝の剪定。この3点をしっかりと行うと美しい花をつけるのだそうです。
 この樹木への対応、ビジネスや人材育成のヒント、あるいはお片づけのヒントとしても言える示唆に富んだお話だなと、ありがたく頂きました。
 桜の季節までもうひと月あまり。どの辺がお片づけのヒントなの?と気になる方はこちらの講座をどうぞhttps://www.kurasimple.net/ssad2/

2021/03/11
震災から10年【私に何かできることは無いか】  
 東日本大震災より10年。あれから10年と考えると、とても速い時間の経過だったと感じます。作業車両の軽油の確保に奔走したことや、被災地の復旧作業で現地にバキュームカーで駆け付けた社員達がいたことを思い出します。
 我が家では、叔父家族が塩釜におりましたので父が物資を届けたり、私も新潟まで行って灯油を調達して、仙台の友人に届けた事。友人の暮らす小さなアパートに4家族が避難生活を送っていた事を思い出します。
 震災前の日本では【無縁社会】が当時の世相を表す言葉として広がっていました。しかし、この震災によって、多くの人々が絆や人と人との結び付きの尊さを再認識し、ライフスタイルや価値観を見つめ直すきっかけとなったと思います。
 時を同じくして、断捨離・人生がときめく片づけの魔法など新しい価値観で生き方を見つめる書籍が出版され、時流に乗るようにベストセラーとなって行きました。
 辛い経験をされた方、今も苦しんでおられる方、様々いらっしゃると思います。あの時多く人々が考えていた事【私に何かできることは無いか】。10年経って、この想いは今どこにあるのでしょうか。
 コロナ禍、人と人との繋がりを断つ事を少なからず求められ、【無縁社会】がまた頭をもたげて来ます。この状況において改めて大切にしたいのは【私に何かできることは無いか】ではないかと感じるのです。
 震災から20年後、コロナから10年後、2031年の私たちは何を考えているのでしょうか…未来に繋がる選択をして行きたいと思う、3月11日です。

2021/03/10
ときめきの魔法から10年、世界は変わったか?  
 社会現象となった、近藤麻理恵(通称こんまりさん)著【人生がときめく片づけの魔法】から今年で10年となりました。ご存じの通り、今では海外でも、受け入れられるメソッドとなっております。(【ときめき】は【Spark joy】と英訳されているようです。)断捨離もそうですし、およそ10年ほど前に、このモノと人とのあり方を説いた新たな価値観は生まれました。しかし10年経ちましたが、世の中も大きく変わりましたが、未だ片づけでお困りの方は大勢いらっしゃる。
 3月、年度末、仕事仕事仕事、毎年忙しいのは分かっているのに、やっぱり忙しい。デスク回り凄い事になっていませんか?こんまりさんとライス大学経営学教授スコット・ソネンシェン氏の共著【Joy at Work 片づけでときめく働き方を手に入れる】によれば、ビジネスマンが【モノを探す時間】は年間平均1週間に上るとの事。金額にして890億ドル、およそ10兆円の生産性が失われているのだとか…。改めて提示されるまでもありませんが、実感として、日々そのロスを感じる事がありますよね。
 片づけのノウハウを知っているのと、知らないのと、その仕事量にはかなり差が出るのではないでしょうか。その他、仕事の精度、価値も実はお片づけのノウハウによってグンと高められます。
 それはなぜか、お片づけでは事実を正確に捉えて行くことが最も大切な事でありそれは、ビジネスと一緒だから…。
 さあ、お片づけの勉強はじめてみませんか?アンカーズでは毎月お片づけ講座を開催しております。詳しくはこちらからhttps://anchors.me/contents_13.html

2021/03/09
温泉はいいね  
 私は小学4年生まで、毎日温泉に入っていた。それは自宅の真ん前に温泉旅館があり、私たち家族はその旅館にお風呂を頂きに毎晩通っていたからだ。我が家にも風呂はあったが、その頃入った記憶がない。
 自分の家の様な顔をして、大浴場の湯舟に浸かる小学生。お風呂には近所の馴染みの人もそうだし、旅行客もいて、そこでの様々なおしゃべりが楽しく妙な連帯感があった。
 その代わりに、旅館でご飯が足りなくなると、家にご飯を借りに来たりすることもあった。その程度のことでは、到底代わりにもならないのだけれど…。
 その後、家を引っ越したのでその旅館に風呂を借りに行く事は無くなった。しかし、未だにあの風呂での体験はいい思い出として心の中にある。
 大浴場っていうのは最高にコミュニケーションしやすい場所だと思う。黙っていても、ちょっと話しかけても、それはそれでいい。このコロナ禍、そういった機会が少ないのがとても残念だ。
 数年前、猫屋敷の消臭作業で、社員たちと連日公衆浴場に入ってから帰宅するという事があった。強烈な臭いに、この状態では家に帰れないと判断したのだ。猫屋敷の臭いは、多分最強だと思う。有機溶剤用のマスクが二日持たなかったから。その時も、何か社員間で良い連帯感が生まれた。
 裸の付き合いなんて言うが、一緒に風呂に入るのは、人と人との関わりにとってとても良い効果があるのかもしれない。世の中はどんどん変わって行くけども、風呂を共にする体験はこれからも続いて欲しいと願う。肩書きも何もいらない、裸の付き合いが。
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2021/03/08
30年振りに私立図書館に行く  
 40代になり、この庄内ってとてつもなく魅力の多い地域だな〜と感じます。夕日を眺めながら海岸線沿いを数十キロ走る事ができるドライブコースがある(これほどのドライブコースは余りないそうです。)。コーナーを気持ちよく駆け抜ける事ができるワインディングコースがある。平野も山も海も川も、季節ごとに美しく。水を張ったばかりの田んぼに映り込む山並みも、白鳥が飛来する様子も。季節の食べ物も。ロードバイクでもモーターサイクルでも、車でも、ランニングでもウォーキングでも、何をやっても素晴らしい。
 そんな魅力がぎっしり詰まったここ庄内なのですが、その歴史を私はあまり語れない。歴史も含めて、庄内の魅力を発信できたらもっと伝わるし、深く味わえるのではないか!。という事で、市立図書館で庄内の歴史、調べて・分厚い本、借りてきました。
 しかし、図書館に行くのは、きっと30年振り位ではないかと思います。レンタル料金はいくらか?と考えていたぐらいですから。日曜日に行ったのですが、利用者も多く、皆熱心に本を手にしてらっしゃる。目当ての書籍もサクサク検索できる。本屋さんも楽しいですが、本を返すことができるって、モノが増えないので最高ですね。気になったらまた借りることもできるし。久々の図書館、これからもっと活用しようと感じました。
 モノが増えない仕組みも教わる整理講座受講生募集中です。3月は3月14日生前整理アドバイザー2級認定講座 3月28日整理収納アドバイザー2級認定講座 詳しくはこちらまでhttps://anchors.me/calendar_14.html 

2021/03/07
Being simple means being yourself  
 昨日、片づけ心理学初級プレリリース講座なる講座を受講いました。この講座の仕掛け人は、我がお片づけの師匠でもある、ビジューオーガナイズ㈱代表三谷直子氏。この講座、はっきり言って凄いです。何が凄いか①所要時間90分②お値段が1万円切ってます③テキストがワークノートタイプで完結している④長年片づけられなかった・お片づけ苦手という人にかなりベストな内容。以上の様な素敵なプログラムになっております。
 テキストの背表紙にBeing simple means being yourselfとありました。私がこの英文から連想するのは、彫刻家が岩を削って・掘って何かを造形して行く姿です。そうこの何かこそが私自身なんだと思います。そしてこれこそが片づけ心理学の真髄なのだと、私は勝手ながら思います。
 自分の部屋なり環境なりにあるモノを、未来志向のマインドをイメージし、そぎ落としたり、付け食えたり、埋没の中から掘り起こしたりして行く。その中で未知なる私・本当の私・憧れの私を見つけて行くのです。たった90分で…。どうですか、受けたくなってきたでしょ。
 その内鶴岡でも受講できるようになります。少々お待ち下さい。詳しくはこちらhttps://bijou-organize.com/

2021/03/06
「とりあえずスクワット千回やりませんか」  
 4月号(最新号)の致知は、一冊丸ごと稲盛和夫特集だった。特集講話はじめ、京都大学山中伸弥氏等々、多くの著名人が稲盛氏にまつわるエピソードを寄せている。その中で、いつもの致知には顔ぶれの無い方も、氏とのエピソードを寄せていた。シンガーソングライターの長渕剛氏だ。
 長渕氏は、稲盛氏と同郷鹿児島県の出身だ。全国から7万5千人が集い、伝説となった2004年の桜島ライブ。その経済効果は50億とも言われている。この桜島ライブの開催に際し故郷の為に力を貸して欲しいと稲盛氏を訪ねたのがきっかけとなり、その後も長渕氏は稲盛氏を父の様に慕っているとのことだ。
 ミュージシャンにとって、何の為に歌うのか、何をエンジンに歌うのかということはとても重要な事なのだと思う。そこに共感があるから、聞き手は感動し力を頂く。稲盛氏は長渕氏に「自分、自分、自分、という生き方には限界がある。そうではなくてこの人を喜ばせたいと思った瞬間から、限界を超えていく」と教えられたそうだ。自己満では限界は越えられない。歌も、ビジネスも同じ、共感と感動なのだと気づかされる。
 東日本大震災発災の一か月後、長渕氏は、航空自衛隊松島基地を訪れ、想像を絶する困難に立ち向かう隊員達千五百人を前に激励ライブを決行した。その決断をした氏だが、発災後自分が何をすべきか、まったく分からなくなっていたという。そこで空手の稽古をしながら、師範から、迷っているのならと「とりあえずスクワット千回やりませんか。やれば何か答えがでますから」と言われたのだそうだ。
 そして続ける事三日。三日目に高熱を出した長渕氏。テレビを付けた瞬間「松島に行こう!」と決めたのだそうだ。
 松島に行くまでも、氏は身体を極限まで鍛え続けた。それは「命懸けで闘ってる奴らん中に行くなら、腹切る覚悟で突っ込まなきゃ。これで彼らの拳が上がらなかったら、俺は終わりだ、歌い手として失格だ」と自分を追い込んでいたからだ。
 この生き様に氏の魅力が凝縮されていると感じた。だから聴く人に共感感動・エネルギーを与えられるのだ。才能があるとか、カッコイイとか歌が上手いとかの次元ではない。人を喜ばせたいという想い。人間にしかできない尊い行為なのだ。

2021/03/05
雪が解けたら、ゴミが気になる・窓の汚れが気になる  
 この冬は雪が多かったのですが、雪解けはいつもより早い模様。ドンドン雪が解けています。そんな時気になるのが、道端のゴミとか、家の周りの壊れたプランターとか、ホースリールとか、スノーダンプです。スノーダンプって子供の頃初めて聞いた時は、どんなダンプが家にあるのかとワクワクしたものです(南の方はどんな物か分かりませんよね。ダンプカーとはまったく違う形状の雪を運ぶためのアイテムです。)。
 雪の重みで潰されたり、凍って壊れていたりするものが雪の中から発掘されて行くので、春先のお片づけはまず外構部からでしょうか。私も日曜日ごとに計画を立ててやっています。先週行ったのはガレージの中の洗浄。冬季間は雪と一緒に泥とか塩が付着していますので、ガレージの床面が酷く汚れます。天井から埃をはたいて、床面の水洗いが気持ちいいですね。シャッターにグリスをさしたりもお忘れなく。
 次に考えているは、外構部のコンクリート面、雨水の配管の辺りですね。苔が生えている所があります。これをケルヒャーのジェットできれいにしたいですね。その次は、庭木の剪定・庭石の洗浄。そして最後は窓掃除です。黄砂もそうですが、庄内地域だとGWごろには松の花粉も大量に発生します。その前に一度窓掃除をしておくと、これが気持ちいい訳です。春が来た!という気持ちになりますから。
 という訳で、春のお片づけ、お掃除はお外から。やってみましょう!

2021/03/04
リビング収納の強い味方  
 お家での生活で最も散らかるのは、リビングではないでしょうか。一人暮らしでも家族でも、人は様々な行為をリビングで行います。行動とモノは連動していますので、モノは多くなり、散乱する。我が家でも、化粧をする者・楽器をかき鳴らす者(私)・ピアノを弾く者・宿題をする者・ネットフリックスでプリズンブレイクを永遠と観る者(ハマってます)・大声でオンラインゲームをする者・迷惑そうに横になる犬。そこを妻が掃除機をかけてゆく。
 だからすごく散らかりそうなのですが、強い味方がいます。リビングの収納棚です。ここに必要なモノの殆どを収納し、家族はそのモノの位置を大体把握している。薬とかケアグッズ・工具・電池類・文房具・テープ類・アイロングッズ・取説・充電器とかケーブル一式、そんな細々したモノが全て一か所に収めてあります。これが家のあちこちとか隣の部屋にあるとなると、面倒になって、取りには行くけど、戻さない。戻さないから散らかる訳です。
 だから収納グッズだ!という事で場当たり的にグッズを買ってしまうと、まとまりもないし、使いにくくて、ややこしい。結局処分することになる。それだったら、暮らし方を見直して、最終的には扉付きの収納棚をリビングに置くととてもいいですよ。我が家もそうしています。おススメのリビング収納棚のサイズは、幅が90㎝、高さが180㎝、奥行きは40㎝位が理想です。お片づけはささっと済ませて、自分の時間を楽しみましょう!

2021/03/03
衣替えの季節をスマートにpart2  
 なぜ衣替えが必要になるのでしょうか?。それは服が多いから。服が多いから、季節に合わせて出したり、仕舞う必要がある。仕舞い込むと、存在を忘れてつい買ってしまう。そして更に服が増え衣替えが必要になる。つまり服が増殖する原因の一つは【仕舞い込む】にあるのかもしれません。
 だとしたら、仕舞い込まずに済むように、服の量を減らす必要があります(服を減らすのは簡単ではありませんが、現在お持ちのワードローブが全てバッチリ似合っているという方は少ないはず。袖を通して、鏡で見てみましょう。購入の際は、骨格診断・カラー診断も参考になりそうですね。YouTubeでも男性版解説動画があります。)。服が少なければ衣替えも不要。
 ではどの様に収納するのか。私は、たたむのがチョー苦手なので、【服の量を絞り、可能な限りハンガーに吊るす作戦】を実行しています。注意すべきはハンガーに吊るしっぱなしだと肩が出てしまうことでしょうか。そうならないよう、カーディガンなどの肩の出やすいアイテムは、たたんでハンガーに吊るす方法があり、そんなテクニックを使っています。あとはまんべんなく着用し洗濯をすることも肩が出ないためにしていることですね(肩だけ変色する事もあります)。最も大切なのは自分のスタイルにあった衣類を吟味して購入し、丁寧に扱うということだと思います。適当に買ったモノは結局適当に扱っていますよね。
 それで吊るしきれない場合は棚に畳んで収納します。引き出しに入れると存在を忘れがちなので、私は出来るだけ棚に収納します。気を付けるのは埃でしょうか。でも取り出しやすいので、その辺はバランスで。衣装ケースよりも棚収納の方が私は使いやすいと思います。そして下着などは、引き出しに収納ですね。引き出しの良い所は、埃の問題をクリアし、上から全部見える点でもあります。引き出しも少し活用すると良いですね。
 収納の話は得意ではないのですが、①目で見てすぐ分かる事②取り出しやすく、元に戻しやすい事。これがポイントです。その上で吊るし、棚、引き出しをチョイスされると良いと思います。

2021/03/02
衣替えの季節をスマートに  
 衣類の整理・管理は、お家の整理収納においてトップ3に入るお悩み事。そして季節は衣替え・新生活の春を迎えようとしています。タンスにぎっしり・その前の衣装ケースにどっさり、そしてその上に積み重ねられた衣類・更にその手前のハンガーラックにパイプが傾くほど…。玄関のたたきにタンスが置いてある!なんていうこともありました。ちょっと行き過ぎた例ではありますが、皆様、多かれ少なかれ衣類の整理には手を焼いているようです。
 なぜ衣類の管理は難しいのか。これは、三寒四温(本来は冬の季語だそうです)現在のような春先特有の気候、寒くなったり、温かくなったりを何度も繰り返すという気候変化の著しさにも起因するのではないかと私は考えています。
 つまり、温かくなって、薄手の衣類を取り出しても、数日するとまた寒くなるから厚手の衣類も仕舞えない。そんな思わせぶりな気候に【また着るかも!】が頭をもたげて、衣替えのタイミングも難しい。気が付くともう梅雨なんてこともあるし、そんなこんなで、家中服だらけという始末になってしまうのだろうと…。
 ではアンカーズが考える衣類整理収納の理想形は何か。これは【衣替えをしなくても済む衣類管理】です。
 青森に住んでいた時、下宿のおばちゃんはストーブを仕舞うという事をしませんでした。年中出しっぱなし。そう、これなんです。出したり仕舞ったりを迷うなら、いっそ季節のアイテムとして取り扱わない。これが、最高の選択という訳なのです。part2につづく
 写真はギターが寒かろうと娘が巻いてくれたバンダナ。