社会現象となった、近藤麻理恵(通称こんまりさん)著【人生がときめく片づけの魔法】から今年で10年となりました。ご存じの通り、今では海外でも、受け入れられるメソッドとなっております。(【ときめき】は【Spark joy】と英訳されているようです。)断捨離もそうですし、およそ10年ほど前に、このモノと人とのあり方を説いた新たな価値観は生まれました。しかし10年経ちましたが、世の中も大きく変わりましたが、未だ片づけでお困りの方は大勢いらっしゃる。
3月、年度末、仕事仕事仕事、毎年忙しいのは分かっているのに、やっぱり忙しい。デスク回り凄い事になっていませんか?こんまりさんとライス大学経営学教授スコット・ソネンシェン氏の共著【Joy at Work 片づけでときめく働き方を手に入れる】によれば、ビジネスマンが【モノを探す時間】は年間平均1週間に上るとの事。金額にして890億ドル、およそ10兆円の生産性が失われているのだとか…。改めて提示されるまでもありませんが、実感として、日々そのロスを感じる事がありますよね。
片づけのノウハウを知っているのと、知らないのと、その仕事量にはかなり差が出るのではないでしょうか。その他、仕事の精度、価値も実はお片づけのノウハウによってグンと高められます。
それはなぜか、お片づけでは事実を正確に捉えて行くことが最も大切な事でありそれは、ビジネスと一緒だから…。