私の青春時代である90年代、ナイキのバスケットシューズやスニーカーっていうのは一世を風靡する存在でした。それから多分ブームは去って、気がつけば今また空前のブーム。ナイキって凄い、やっぱりいい、欲しいと感じさせる力がある。
中でも凄いと感じたのが、超人気ラッパー トラビス・スコットとのコラボレーションモデル。この靴本当に凄くて、スウォッシュ(ナイキのマーク)が逆なんです(しかも外側だけ)。リーバーススウォッシュっていうそうですが、ブランドのマークを逆にするっていうことをデザインの中で取り入れるって普通ありえないと思いますし、それ以外は超ベーシックなデザイン・素材・色なんです。
ともすると工場のミスみたい見えるこちらのデザインですが、それを取り入れることでトラビス・スコットの個性が際立って表現されていると思いませんか?。実は彼の音楽を聴いたことが無いのですが、このスニーカー同様に、ベージックなものの中に新しい可能性・革新を求めるスタイルであることが、たったこれだけのデザインで示されている。
このプロダクトの素晴らしさ存分に感じます。そのせいもあってやっぱり昔同様というかそれ以上のプレ値である。あ〜今も昔もナイキって凄いブランディングして来る〜。