急に空気が冷たくなり、日中も羽織ものが欲しくなる季節になりました。
ついこの前まで Tシャツ一枚や薄手のニットで過ごしていたのに、季節の歩みは早いものです。
この時期、庄内では「カメムシの量で雪の多さを占う」という、ちょっとした年中行事があります。
ところが今年は、その話題があまり聞こえてきません。
どうやら発生数が極端に少なく、いたとしても小さな個体で、すぐ弱ってしまうのだとか。
ということは、今シーズンの雪は少ないのか。それとも単なる迷信なのか——今年ははっきりしそうです。
そしてもうひとつ、秋の訪れを実感するのが、久しぶりに革ジャンに袖を通すとき。
今朝、ファスナーを引き上げようとしたら、胸のあたりでピタリと止まりました。
どうやら、パーソナルジムで鍛えた胸筋が知らぬ間に成長していたようです。
トレーナーに聞くと、この「革ジャンと筋肉問題」は、トレーニー界隈ではしばしば引き起こされる話題なのだとか。
革ジャンを取るか、筋肉を取るか——悩ましい秋です。