私は自分のことを、運のいい方だと思っている。
もちろん、嫌なことや困ったことが起きないわけではない。
むしろ人生を振り返れば、予想もしない出来事や思い通りにならないことの連続だ。
先日もそんな出来事があった。
8月に新しい特殊車両が納車される予定なのだが、入れ替え予定の現役車両が故障してしまったのである。エンジンの載せ替えが必要とのことで、修理費は200〜300万円。車両は平成25年式で、もともと新車が来たら売却する予定だった。
「あと少しだったのに・・・」
そんな気持ちにならないと言えば嘘になる。
しかし、こんな時に思うのである。
本当に運が悪かったのだろうか、と。
もし新車の発注をしていなかったらどうだっただろう。もしあと数年この車に頑張ってもらうつもりだったらどうだっただろう。
あるいは、お客様のもとで作業中に止まっていたら。
そう考えると、このタイミングで故障したことにも何か意味があるような気がしてくる。
運のいい人というのは、トラブルが起きない人ではない。
起きた出来事をどう受け止めるか。そして、その出来事の中にどんな意味を見出すか。
そこに違いがあるのかもしれない。
長年頑張ってくれた車は、最後の最後で大きな宿題を残してくれた。
しかし、それも何か意味があってのことだろう。
運がいいのか、強運なのかは分からない。
ただ、これまでも振り返れば「あの時は困ったな」と思った出来事が、後になってみると良い方向へ導いてくれたことが何度もあった。
だから今回もきっと大丈夫。
さて、この出来事に私の強運がどう発揮されるのか。
少し楽しみにしながら、見守りたいと思う。