鶴岡・酒田の特殊清掃・遺品整理
仕分け・買取から清掃・消臭、不用品の処理まで一括対応
お片付けのプロ集団 アンカーズ

電話受付:8:00〜17:00 定休日: 日・祝

 

毎日ブログ

2020/12/03
アンカーズと終活 part3  
 孤独死現場に見積に行った潔癖症の私。アドレナリンが体中を巡る中、ここで亡くなっていた方のご遺族の事について考えていました。亡くなっていたのは一人暮らしの60代前半の男性。頭の中に「お母さんはまだご存命かもしれない」という言葉が響きます。息子が亡くなったというだけでも、酷な事。その上この部屋の状況を見たとしたら…。
 やるとか・やらないとかと考える余地はありませんでした。不安そうな管理業者の方を前に「任せておいて下さい!」と言ったのが2012年10月の話です。孤独死という言葉もまだあまり知られていなかった頃、まったく未知の仕事を終えて、「これは俺の仕事だ!」と確信しました。
 これまで、自分の嫌な面として隠していた「潔癖症」というパーソナリティーを思う存分に発揮できる世界。それが、この究極な環境であることに気付いたのです。 
 そこから、こういった現場に対応できるチームを社内につくるべく、手探りで準備を進め2013年9月に納車された箱型トラックと共に、アンカーズを立ち上げました。トラックには、整理収納・特殊清掃のオーダーメイドサービス・アンカーズとデカデカと名入れしました。
 part 4に続く
 
 

2020/12/02
アンカーズと終活 part 2  
 ゴミ屋がなぜ終活か。話せば長くなります。まず「私は潔癖症でした」というところからお話しましょう。高校1年の夏休みから、急にお金やつり革に触れられなくなり、とにかくしょっちゅう手を洗わずにはおられない。人との接触もままならない状態。(コロナ対応の手洗い、ディスタンスを20年以上続けている感じです。)社会人となり日常生活ではコントロールできるようにはなったのですが、排泄物やゴミを扱うこの仕事にはかなり抵抗がありました。
 それでも家業ということでやっておりましたが、どちらかと言えば仕方なく感は否めず、只々皮肉なものだと感じていました。
 そんな中出会ったのが、孤独死残置物処理の現場でした。それも、どの業者からも断られたという現場。
 分厚いカーテンが引かれていると思ったのが、多量の蠅。蛆まみれの畳の上が火事の痕の様に爛れており、灼けるような強烈な臭いがしました。その不衛生極まる環境の中で、私はゴミ処理という私たちの仕事に、猛烈にその価値を感じていました。
 【孤独死×潔癖症】そんなありえない組み合わせが、アンカーズビッグバンの始まり、アドレナリンが体中を駆け巡りました。
 その時の頭をよぎったのは、「この状況をご遺族に見せてはいけない」というものです。亡くなっていたのは一人暮らしの60代前半の男性。「もしかしたらお母さんはまだご存命かも知れない」頭の中にそんな言葉が響きました。
 part3へ続く

2020/12/01
アンカーズと終活 part 1  
 私がエンディングノートを初めて書いたのは2015年。30代でエンディングノートは一般的には早いと感じられる事かもしれません。きっかけは、孤独死現場での作業からでした。
 孤独死や遺品整理の作業において私たちは、そこにお住まいだった方とお話することはありません。情報としてあるのは、性別・年齢・感染症の有無、その程度のものです。ただ作業中は色々な事を感じながら仕事をしています。
 それは突然にやってきて、すべてが過去形の抜け殻になること。死後は何も伝える手段が無い事。人の一生とは?と思うことが多くありました。そんな時、エンディングノートの存在を知り、書くことにしました。書いてみると様々分からない事だらけ。書き上げるために、家系図の書き方講座に通ったこともあります。
 そして今日、おしゃれ終活のインフォームノート講座を受講。(おしゃれ終活には以前このブログで触れております。)インフォームノートは情報の整理帳、今回初めて記入しました。教えて頂いたのは、秋田のアンバサダー日景瑠美氏。
 私は勝手に氏を同志と感じているのですが、オンラインにて丁寧に教えて下さいました。書いてみての感想1.必要な情報が、しっかり書ける。書きやすい。インフォームノートはこれまで記入していた、エンディングノートよりページ数が多いので、抵抗感がありましたが記入する情報がまとまっており、集中して書ける。気が散らない。感想2.見直しは必須。初めて書いた2015年と、現在とでは加入している保険も変わっていたし、SNSや各種IDなど整理すべきデジタル的な内容が増えていました。感想3.子供たちにも今から書いてほしい。子供たちが社会に出る時に必要な情報、管理しなければならない情報が全てここにあります。活用すれば、良き夫・良き妻・良きビジネスパーソンとなるだろうと感じました。瑠美さんありがとうございます。

2020/11/30
家族の風景における俺の主張 part7  
 家族間の諍い。片づけの現場でも、「お母さん、こんなモノとっておいてどうするの!」「捨てるよ!」「いいから、ゴミ屋さん持って行って下さい」。この様な現場を多く目にしてきました。
 人が言い争いなどをしている時、脳の後帯状皮質が活発となり、ドーパミン(快楽物質)放出のコントロールが効かなくなることが分かっています。そうするともっと強い刺激を求めて、欲や衝動に突き動かされ、我を忘れた状態になります。そして冷めたとき後悔が襲ってくる。つまり平常心を失っている訳です。
 気が付くと、いつも言い争いをしてしまう。そして後悔をする。けど止められない。そんな時は、このドーパミンが悪さをしているのかもしれませんね。
 ではどうすれば良いか…。最近の脳科学では、他者の幸せを願うや、感謝の言葉を口にするとき、後帯状皮質の動きが低下し、ドーパミンの放出をコントロールする研究結果があります。つまり、利他や感謝というマインドによって、平常心を得て冷静な判断をすることが可能となるのです。
 旦那さんの顔を見ると、ムカムカしてくる。母親と話していると、最後には喧嘩になる。そんな時は、「いつもありがとうね〜」「元気で良かった〜」などの【利他・感謝】をイメージできるような言葉かけをしてみてはいかがでしょうか。
 どうですか?「いつもありがとう」なんて言ったり言われたら、争いにはならないはずです。
 生き物の中で唯一、「誰かの為に!」と生きられるのが、人間なのですから。

2020/11/29
家族の風景における俺の主張 part6  
 私は、家事もしっかりこなす良きお父さんと思われているようです。あるいは、「旦那さんが整理収納アドバイザーだったら、奥さんプレッシャーだね」などとも言われます。しかし、たまにの風呂掃除とゴミ出し、あとはアイロンがけ、これしかやっていません。 
 妻も働いており、私が何にもしない事に対して不満もあるようですが、なんとかやっております。以前の私は、部屋のインテリアなど細部までこだわり、選び抜いて整理をしまくっていました。そしていつしかすべてを自分の思い通りにしたくなり、自己満足の鬼になっていました。
 そうなると、自分も家族も疲れ果て、理想とはかけ離れた現実になって行きます。ある時妻から、「そんなに思い通りにしたかったら、独りで住んだら」と言われた事があります。その言葉で、やっと自分がどれほど無茶を言い、自分の我儘を押し付けていたのかに気が付きました。
 その後、「家庭の主役は妻」とし、妻がやりやすい動線、収納グッズ、レイアウトを考え、リフォームをし、現在に至ります。結果として、他者が入り込めないほどプロ化した家事空間となり、私がやると仕事を増やすということで、100%サポートに徹しています。
 これは今から10年ほど前の話なのですが、なぜあれほど見た目にこだわっていたのかと思います。きっと自分にとことん自信が持てなかったのでしょうね。
 写真は現在の私の勉強部屋(洗濯物干し場)おしゃれ感は微塵もありませんが、愛犬も付き合ってくれ、幸せな気分です。