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毎日ブログ

2025/07/23
614/1000 運気のはじまりは、ポロリと   

今日、奥歯の銀歯がポロリと取れた。


「え、また?」と自分でも思うくらい、ちょいちょい外れる。もう何度目か分からないけれど、私にとってはこれ、ちょっとした吉兆だと思っている。


痛みはない。焦りもない。むしろ、「ああ、そろそろ何か動くな」という合図のように感じているのだ。いわば“付きものが取れた”感覚に近い。


銀歯というのは、見た目にも機能的にも、長く口の中に居座る「異物」だ。もちろん、お世話になった歯医者さんに失礼な言い方かもしれないけれど、身体が「もうこれ、いらないよ」と言っているような気がしてならない。


そういえば、これまで銀歯が取れたあとには、不思議と身の回りが軽くなる。人間関係がスッと整理されたり、考え込んでいたことが急にどうでもよくなったり、何かに執着していた自分がふっと緩んだり。


今回はどんな「何か」が取れたのだろう。


昔は、こういう出来事をただの「アクシデント」として扱っていた。でも最近は、ちょっと立ち止まって意味づけをしてみるのが楽しい。根拠はない。でも、根拠がないからこそ、自由だ。


とりあえず、銀歯はポーチに入れておいた。週末に歯医者さんに行くとして、それまでのあいだ、少し気をつけながら、でもちょっとワクワクしながら日々を過ごしてみようと思う。


さて、何が変わるかな。

2025/07/21
612/1000 気候変動とツバメの産卵回数   

毎年のことだけど、会社のテラスにツバメが巣を作った。今シーズン2回目。


2回目はなぜか網戸に巣を作ろうとしていたので、この巣はやむを得ず撤去。

模様を伺うも狙い通り、彼らは1回目とまったく同じ場所に巣作りを始めた。


無事に産卵したものの、しばらく動きがなくて心配していたが、先日ようやくヒナが孵った。

そして成長のスピードがとにかく早い。


先週ようやく巣のフチからくちばしがのぞいたと思ったら、

今日はもう親鳥と見分けがつかないほど立派に育っている。

5羽のヒナたちは、そろそろ巣立ちの時を迎えそうだ。


ここまで来ると、ちょっと気になってくるのが「3回目って、あるのか?」ということ。

これまでは毎年2回で終わっていた。

でも、こうして気温が高く、夏が長くようになってくると、

西日本のように3回目の繁殖もあり得るのではと、ちょっと思ってしまう。


実はこの“3回目問題”、我々にとっては結構現実的で、ツバメの子育てが終われば糞で汚れたテラスの大掃除と、張っていた養生シートの撤去が待っている。


もしも3回目があるのなら、今すべて片付けるのは早い。

とりあえずライトな清掃にとどめて、様子見しようかと悩み中。


こうしたツバメの繁殖回数も、気候変動のバロメーターになるのではないかと考えている。


さて、3回目があるのかどうか。大げさだけど2025年という年がそれ以前と以後になるのかもしれない。

まずはこの5羽が無事に巣立ってくれることを願いながら、しばらくは上を見上げる日々が続きそうだ。

2025/07/19
610/1000 梅雨明けとともに、海がひらく   

昨日、地元の海水浴場が海開きを迎えた。

同じ日に梅雨明けが発表されるのは、実はとても珍しいことだ。

例年であれば、曇り空のもとでの“どんよりした”海開きが定番。

けれど今年は朝から晴天、まるで夏がそのまま押し寄せてきたようだった。


とはいえ、夏の日差しが強ければ強いほど、

海岸に人が集まるかというと、そう単純でもない。

炎天下すぎると、逆に人足は遠のく。

自然相手の商売やイベントは、そのさじ加減が難しい。


昨年の今ごろは、そんな気候の“極端”さを実感させられた。

梅雨明け前の豪雨により、地域は大きな被害を受け、私たちも現場対応に追われた。


だからこそ、今年は備えを見直した。

豪雨災害への対応マニュアルを一から整え直し、

昨日のミーティングで社員全員に共有したところだ。


夏は楽しい季節であると同時に、備えの季節でもある。

すべてが“何も起きなかったね”で終わることを願いつつ、

そのための準備を、今年もひとつずつ積み重ねていく。

2025/07/17
593/1000 家財整理の見積もりは誰のためにしているのか   

家財整理の見積もりをしていると、ふと考えることがある。

「私は、いったい誰に向けてこの見積もりをしているのだろう?」


形式的な依頼者はたいてい、不動産屋さんや相続人の方々だ。

もちろん彼らは必要があって連絡してくれるのだけれど、どこか“他人事”の空気をまとっていることが多い。

「とにかく早く片づけてほしい」

「中のものは全部処分でいいです」

そんなふうに、事務的に淡々と話が進んでいく。


でも、家の中に一歩足を踏み入れると、空気が変わる。

暮らしていた人の気配が、そこかしこに残っている。

台所には使い込まれた鍋、壁には色あせたカレンダー、タンスにはまだ折り目のついた服。

誰かの生活の記憶が、静かにそこに息づいている。


そう気づくと、私たちは本当の依頼者は目の前にいる人ではなく、

“この家で長年暮らしてきた、もういない誰か”なのだと思い至る。


だから、たとえ「全部処分で大丈夫」と言われても、

私たちはその言葉を鵜呑みにせず、引き出しの奥や押し入れの中に、

まだ何か大切なものが残っていないか、静かに目を凝らす。


そして、たとえその見積もりが最終的に仕事に結びつかなかったとしても、

私たちはこの家と、その暮らしに、正直に向き合いたいと思う。

事務的な依頼者にモヤモヤしながらも、

心の奥では、本当の依頼者に向き合っているつもりで。


それが、私たちにとっての「家財整理」の仕事の原点なのかもしれない。

2025/07/15
591/1000 旅行に行くにカバンは小さい方がいい   

現場に出てクタクタになった日。

それでも最後の掃除機がけが、実はけっこう好きだ。


家財整理の仕事って、体力仕事でもある。

運んで、分けて、拭いて、また運んで。

一軒終わると、皆そろって「腰いてぇ〜」と呻いている。

……のだが、私は違う。


なぜか、腰痛が来ない。

20年やってきて、それなりに無理もしてきたはずなのに、

腰に来たと感じても次の日には回復している。


現場スタッフは皆、腰ベルトや湿布、時にはストレッチ体操までやっている。

でも私はといえば、汗だくになっても、大丈夫。

典型的な骨格ウエーブの体型がきっと柳のようにいなすのだろう。そう自分では感じている。


だから「やっぱり神様に選ばれてるんじゃないか」と、

本気で思っている節がある。


それで、空っぽになった家で(静かに?)掃除機をかける時間は、

本当に気持ちがいい。

何にも無くなって、風が通る部屋。

床に光が差し込み、お客様の笑顔が浮かぶ。


モノがなくなると、人の顔が柔らかくなる。

人生の満足度って、持ち物の量と反比例するって私は信じている。

旅行に行くのにカバンは小さい方がいい。人生もまた。

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