昨日、地元の海水浴場が海開きを迎えた。
同じ日に梅雨明けが発表されるのは、実はとても珍しいことだ。
例年であれば、曇り空のもとでの“どんよりした”海開きが定番。
けれど今年は朝から晴天、まるで夏がそのまま押し寄せてきたようだった。
とはいえ、夏の日差しが強ければ強いほど、
海岸に人が集まるかというと、そう単純でもない。
炎天下すぎると、逆に人足は遠のく。
自然相手の商売やイベントは、そのさじ加減が難しい。
昨年の今ごろは、そんな気候の“極端”さを実感させられた。
梅雨明け前の豪雨により、地域は大きな被害を受け、私たちも現場対応に追われた。
だからこそ、今年は備えを見直した。
豪雨災害への対応マニュアルを一から整え直し、
昨日のミーティングで社員全員に共有したところだ。
夏は楽しい季節であると同時に、備えの季節でもある。
すべてが“何も起きなかったね”で終わることを願いつつ、
そのための準備を、今年もひとつずつ積み重ねていく。