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「間違った正義感」が危険

「間違った正義感」が危険
 先日、安全運転管理者講習会に参加して来ました。年に一回、車両を5台以上所有している企業や代行業・マイクロバスなどを所有している企業が対象の講習会です。
 最近の道路交通法改正の一つに【妨害運転】いわゆる【あおり運転】に対するものがあります。改正によって、あおりの定義が明確化され、厳罰化されております。
 飲酒運転に匹敵する厳罰化が図られたのですが、それほど危険性が高い事象が多くなっているからなのかもしれません。
 それではなぜ【あおる】のか。その背景には様々なモノが渦巻いております。○急いでいるから○自己顕示(400万円を超える車の場合あおりに至ケースが多いとのデータも報告されています。)。室内は顔の見えない個室であり、良い車・大きい車であると自分自身が優れた人間・強い人間のように錯覚してしまうのかもしれませんね。
 私が一番これだと感じたのは「間違った正義感」です。私は年間3万キロ程度運転しており、運転する時間が長い方だと思います。その中でイラッとしてしまうのは、①車中からゴミをポイ捨て②危険な運転③挙動不審(蛇行・ノロノロ)これらに遭遇した時です。そしてなんとかして【あなたはおかしい・間違っている】と伝えてやろうと熱くなってしまう時があります。
 これを講習の中では「間違った正義感」と表現しておりました。「自分は正い」そこれも自己顕示と同じ危険な状態であり、この正義感はなんの価値も持たないと気がつかなくてはならない。なんとも的確な表現だと感じました。
 そしてこれは運転だけの話ではなく、仕事でも家庭でもお片付けにおいても起こりうるケースでもあります。人それぞれの背景・正義がある中で、自分の正義を押し付ける危険性。これは多くの悲劇を生んでいます。
 まずは背景の理解から。そんな事を考えさせられた講習会でした。