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  1. 毎日ブログ
 

毎日ブログ

2021/04/01
モノにドラマあり。旧事務所解体  
 40年に渡りお世話になった旧事務所の解体工事が始まりました。私の記憶には、父がこの建物の屋根に登って餅を撒く上棟式の記憶が残っています。私が生まれた3ヵ月後に起業した父は、休みなく仕事をしており、ごくごく稀に休みがあると、私を連れてパチンコ屋に行くので、幼い私は父がパチンコ屋で働いているのだとばかり思っていました。
 その頑張りが実り、これまでの貸事務所から事務所新築というハレの日の父の誇らしげな顔が忘れられません。この事務所が建ってからはパチンコ屋ではなく、父に連れられて会社に良く行くようになりました。長靴を履いた大男が何人も出入りするのを眺めたり、事務員さんからお菓子を貰ったり、父の机に座って真似をしてみたり、休憩室でテレビゲームをしたりと、そんな懐かしい思い出があります。
 今回、色々とお世話をして下さった不動産屋さんが、解体前の事務所の写真を額に入れプレゼントして下さいました。写真など興味を示さない父なので、どの様な反応をするか心配でしたが、頂いた旨を話すと、嬉しそうにしみじみ眺めておりました。第三者にとっては、トタン屋根の錆びた、古びた建物の写真でしかありません。しかし、父にとっては苦楽を共にした相棒。会社の歴史の1ページとして大切にさせて頂こうと思います。モノにドラマあり、そんな事を改めて感じた、快晴の日でした。

2021/03/31
人生100年時代の恩恵を受けるための戦略  
 人生100年時代、日本で2007年に生まれた子供の半分は107年以上生きることが予想されている。きっと私も100歳以上生きる。ぼんやりとそんな事を考えるが、データは明確に示しているのだ。リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著 LIFE SHIFT 【100年時代の人生の戦略】最近気になって読んでみた。
 なんとなく、100年生きるという事に対して手放しでは喜べない、と感じている方がほとんどだと思う。私もそうだし、妻とそんな話をすることもある。しかしこの本は、「長寿化を厄災ではなく恩恵にするために、どの様に人生を築くべきか」をテーマに記されている。恩恵を受けるために、戦略が必要なのだ。
 私は、三世代同居の家で育ったので、祖父・祖母の人生、父・母の人生をずっと見て来たし、私もそうなるのだなと感じてきた。父と私の年齢差と私と息子の年齢差が同じなので、私と父の関係を、私と息子の関係と置き換えて考える事も多い。これまでの【普通】だった、教育⇒仕事⇒引退という3ステージのロールモデル(生き方のお手本となる人物)はあまり役に立たなくなって行く。
 人生100年は87万6000時間なのだそうだ。100年の恩恵を受けるために、今からの戦略が必要だ。
 人生の折り返し地点、50歳からの終活講座【おしゃれ終活・俺の終活講座】はこちらからhttps://anchors.me/contents_15.html

2021/03/30
いよいよオンラインでお届けの【おしゃれ終活・俺の終活講座】  
 自己発見・セルフケアをお届けするビジョン型終活講座【おしゃれ終活・俺の終活講座】アンカーズでは毎月第三日曜日に開催中です。しかし、山形県の新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、4月のリアル講座は中止する事としました。という事で、オンライン講座を5月に開催すべく準備中でございます。実はオンラインでの講座を開催するのは初めてで、まずはマイクとかカメラとかの周辺グッズを揃える所から始めております。息子から、マイクとオーディオインターフェースを選んでもらったのですが、男心をくすぐるメカなデザイン・質感にテンションが上がります。
 未知の世界に飛び込んで行くのは、少々勇気が要りますが、挑戦がいつしか日常に代わる。その繰り返しで人生は出来ている事も事実。「とりあえずやってみる」そんな感覚が、今の時代感の様にも思います。
 私の人生にとっては、「おしゃれ終活・俺の終活」のメソッドで物事を考える事が癖になっており、「おしゃれ終活・俺の終活」で掴んだ、地図とコンパスあるから迷わずに進んで行ける。そんなあなたにとっての地図とコンパスを今度はオンラインを通じて全国に発信できることを楽しみにしております。アンカーズのオンライン【おしゃれ終活・俺の終活講座】ご期待下さい。

2021/03/29
シュールストレミングを紛失  
 シュールストレミング、スウェーデンで作られる塩漬けニシンの缶詰で、世界一臭い食べ物と言われています(その臭さ納豆のおよそ20倍)。現在では空輸は禁止されているはずなので、入手できるのか分かりませんが、これはまだ空輸が許されていた十数年前のお話です。
 知人で「シュールストレミングを食べる会」という大変変わった会を開催している方がいらっしゃいました。私も消臭を生業とする身として世界一臭い食べものの臭いとはどの様なものか、とどうしても知りたく、懇願し、何とか一缶入手することができました。
 シュールストレミングはその強烈な臭いから、室内での缶詰の開封は避け、テントなどを張って食べる必要があると教えられていました。ですから、頂いたもののどうやって食すべきか二の足を踏んでおり、とりあえずということで実家のストック用の冷蔵庫にそっと入れて置くことにしました。
 そして月日は流れ、私はその缶詰の存在を忘れてしまったのです。ある時、そうそう言えば!とシュールストレミングの事を思い出し、実家に行き恐る恐るその冷蔵庫を開けてみました。半年は経過していたと思います。すると、缶詰が無い!慌てて母に尋ねると、「腐っているようだったから捨てた」と一言。「何とも無かった?」と私。
 あのシュールストレミングを事も無げに処理した母、大事に至らなかった事に胸を撫でおろし、その偉大さに感服したのでした。母は強し。
 教訓①困った物を実家に持って行かない。②とりあえずと置いてしまうとその存在を忘れてしまう。③困る様な物を興味本位で頂かない。という事で未だシュールストレミングのその臭いを体験したことのない私の冷や汗エピソードでした。
 

2021/03/27
お片付けの体幹を鍛えるpart3  
 トライアスロン完走を目指してトレーニングを始めた40代男性。パーソナルトレーナーから体幹を鍛える事を教わります。この話を聞いた時、お片付けの進め方と似ているなと感じた私。私の認識では体幹を鍛えるとは、体の使いかたを鍛えるというイメージでした。ではお片付けにおける体幹の鍛え方とは何か。
 私はこれを【モノを生かす】にあると考えます。モノを生かす・活かす。モノが多くて頭を抱えてらっしゃる方があれば、部屋の中を見渡して一つひとつのモノを手に取ってみて下さい。どうでしょう、そのモノはあなたの生活・人生のどの様な目的に活かされているでしょうか。例えばペンが引き出しにいっぱいだという方、ペン立てにギュウギュウだという方、一本ずつ見てみて下さい。書ける・書けない・気に入っている・気に入らない。その多量のペンは何の為にお持ちで、全て活かされているのでしょうか。
 春、入社・入学で新入社員・新入生が入って来ます。そこではきっとその人のためのロッカーやデスクがあり、その人の為の場が与えられているはずです。場が与えられるから、安心して仕事や勉強ができる。モノは文句も言わなずにおりますが、場も与えられず、存在すら忘れられている環境で、そのモノが活躍することは難しいでしょう。
 だから、お片付けの体幹を鍛えるとは①そこでは(その空間・部屋)何をするの?(行動)を考える②行動にあわせてモノを吟味する③吟味したモノを使いやすい様(取り出しやすく・仕舞いやすい)に収める(場を与える)。という事だと考えます。モノを多量に処分する事を目的としたり、見た目だけを真似する収納は、幹ではなく枝葉の事。後回しなんですね。
 さあお片付けベストシーズンの春、幹を育てるお片付け、始めてみませんか?
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