ピンチはチャンス。
何度も耳にする言葉だけれど、
実際にチャンスへと変えられる人は、“感度”が高い人だと思います。
ただ、厄介なのは、
その“ピンチ”が、ピンチらしく姿を現してくれないこと。
先日も、ある出来事がありました。
表向きはうまくいっているように見えて、実際、周囲からも「よかったですね」と言われた。
でも、内心、何かひっかかっていたんです。
言葉にしづらい、ざわざわした違和感。
結果として、その“ひっかかり”は的中しました。
あとから振り返れば、あれは明らかに「覆面ピンチ」だったのです。
「順調」とか「ラッキー」とか、
そう思っていた時こそ、疑ってみる冷静さが必要なのかもしれません。
感度を研ぎ澄ますって、
実は、違和感をスルーしないこと。
チャンスを掴む以前に、
その覆面の下にある“ピンチの顔”を見抜けるかどうか。
日々の暮らしのなかで、
そんな目線を持っていたいなと思います。