今年の山形は大雪そして3月16日の地震と、空き家にとっては酷な春となっております。どの辺が酷かと言いますと、雪の重みと地震による家屋倒壊の危険性が上昇しているからです。空き家とは、人が住まなくなった家屋を指しますが、やはり人が住まなくなると家屋の痛みは激しく、豪雪地帯においては年数回行われる屋根の雪下ろしが出来ないのため、大雪の年は屋根が抜けてしまった空き家を多く目にします。
アンカーズでは空き家の家財整理なども行っているのですが、この度の地震もあって、急遽ご依頼されるケースが増えております。人手不足の折、私も現場出動しているのですが、今回伺った現場でも、空き家の屋根が雪の重みで抜けておりその中での家財整理業務となりました。
通常、空き家整理で家屋の解体まで行う場合は、アンカーズが先に現場に入り家財を空にします。その後解体業者さんが入り解体をするのですが、倒壊している場合はアンカーズが先に入ることが出来ないので、始めに解体業者さんが柱などを取り除き、その後私たちが家財を撤去して行きます。
かなり危険を伴う作業となるのですが、こんな時は写真のトンパックが重宝します。トンパックに家財を分類して行きクレーンで積み込んでいきます。通常のトラック積み込みとは違いスピーディーではあるのですが、会社に戻ってからの分別には相当な時間がかかります。倒壊してしまってからの作業となると、やはり費用は高くなると言って良いでしょう。
状況に合わせて、使用する車両や段取りも変わるのですが、なんと行っても空き家の整理は早期に対応しておいた方が、金額的にも精神的にもメリットが高いと感じます。
その第一歩としてまず見積もりを取ってみましょう。アンカーズのエリア内でも数社の同業者がおりますので、できれば相見積もりを取ってみられると良いかと思います。
アンカーズでは遠方の方のために、オンラインでも見積もり可能です。お役立て下さい。