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737/1000 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と中学生の私

737/1000 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と中学生の私

今日は、なんだか胸の奥がざわついて、中学生の頃に観た『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を30年ぶりに観返してしまいました。1985年から1955年へタイムスリップする物語。デロリアンが炎を引いて走り去るだけで、あの頃のワクワクが一気に蘇ってきます。

私が観ていたのはテレビ放映版で、マーティの吹き替えは織田裕二、ドクは三宅裕司。誰に言っても信じてもらえないのですが、私の中ではこれが“正しい”吹き替え版です。当時はそれが当たり前で、織田裕二の軽快さと三宅裕司の勢いが、映画のテンポと妙にぴったりでした。

久々に観て「あれ?」と思ったのは、マーティが学園ダンスで弾くギブソンのギター。赤いセミアコはGibson ES-345。よく調べると1955年の時点ではこのモデルはまだ存在していないというのは有名な話で、映画らしい“時空のズレ”なんだとか。でも、そんなことはどうでもよくて、当時の私はただ「かっこいい!」それだけでした。

思い返すと、中学生の頃に夢見ていたものは、この映画の中にたくさんありました。ギターもデロリアンも、ターミネーター2を観て憧れたハーレーも革ジャンも。「大人になったら全部手に入れるんだ」と本気で思っていた。

そして今。30年経って、あの頃の夢をどれだけ叶えられただろうかと振り返ってみると──デロリアンこそ手に入れられなかったけれど、それ以外は案外叶えている。中学生の頃に想像していた“大人”の自分に、気づかないうちにちゃんとなっていたのだと思います。

それがなんだか嬉しくて。

今日の映画鑑賞は、小さなタイムトラベルのようでした。