2023年本屋大賞の受賞作品が先日発表されました。こちらは全国の書店員さんが一番売りたい本を3冊ずつ2回推して決定した作品であり、最前線で本を取り扱う人目線の推し本と言えるでしょう。
そして今年2023年の大賞作品は凪良ゆう著「汝、星のごとく」でした。この作品は恋愛小説に分類されるのでしょうか、他の作品に抜きん出た得票ポイント(443.5ポイント。2位は388ポイント)で受賞とのことでした。
私の推し本である呉勝浩著「爆弾」は307.5ポイントで第4位という結果でしたね。村上春樹氏の新刊が発売されたという事で、現在本屋さんを訪れる人が多くなっているということなのですが、私はこの本屋大賞のノミネート作品にハズレなしという思いがあり、これらの作品を読むのを楽しみにしております。
ノミネートされるのは10作品、私はこの中から「爆弾」と「方舟」を読んでいます(どっちもミステリー)。爆弾はこの間の和歌山の事件の犯人はこの小説にインスパイヤされてないよな?、などと少し考えてしまったりもしたのですが、本当にスリリングな作品でしたし、「方舟」は映画化されたら犯人役はあの俳優さんがいいんじゃないかなどと妄想したりするほど想像力を掻き立てる作品でしたね。
当然、こちらの「汝、星のごとく」は早速購入しまして、これからゆっくり読もうと思います。ぽっかぽかの春の日、昼寝している飼い犬の隣に座ってコーヒー片手にちょっと甘いモノでもつまみながらの読書、最高です。