第十五世名人大山康晴といえば、優勝回数124回という将棋界の巨人。彼は平成四年69歳で没するまでA級現役棋士として活躍し続けた。そんな彼が遺した言葉がある。「小さいことのように思えるが、小さなことをいい加減にしておくと、それが怪獣のように急成長して、気がついたときには、どうにも追っぱらえない悪条件となっている」(「勝負のこころ」PHP文庫)氏はまた、日常生活の中で、今日の仕事は今日中に片付けることをモットーとし、勝負を職業とする氏にとって「何事であれ、そのときそのときに決着をつけておかないと、対局に臨んで気持ちの統一ができない。日ごろ、投げやりなことをしていて、いざ対局の日に無念無想になろうとしても、それは無理というものである」と述べている。
健康も暮らしも環境もビジネスも皆そうではないだろうか。その時だけ良く見せる・切り抜ける事もできるが、それは本当の姿ではない。本当の姿は日々の生活・日々の積み重ねの中にある。
毎日やる事・取り組む・片付ける、その価値・素晴らしさは今この瞬間の中にある。さあお片付けベストシーズンも中盤戦ですよ。衣替えのタイミングで、ストーブを出すタイミングでのお片付け、アンカーズも応援しております。
アンカーズセミナールームにて開催の一生役立つお片付け講座、お片付け講座の登竜門【整理収納アドバイザー2級認定講座】は年内残すところ10月30日(日)11月27日(日)の2回となりました。