師匠から昔教えられた事に「人は死ぬより怖い事がある」というモノがあります。それは何か「人前で話すこと」です。9月の講演依頼は3回でした。10月は今の所5回の予定です。「人前で話す」本当に恐怖です。しかしその中で慣れてしまい、緊張すらしなくなる。怖さを忘れてしまう事がある。これが本当に怖いですね。やはり準備と練習をしっかり積み重ね、どんなご依頼でも精一杯の力を出し尽くす。それは人前で話す者の使命、相手の時間を奪う事への報いだと思います。
更に師匠から教えられたのは、1時間ほどの持ち時間であれば、準備の時間はそう必要ではない、しかし数分など時間が短ければ短いほど、準備には時間がかかり、中身を精査しなければならないというものでした。
実はこの考え方、お片付けにも共通するのではと思います。収納スペースが広ければ、綿密に収納プランを立てる必要はない、しかし狭ければ狭いだけ、整理収納の高いスキルが求められるのです。
話の中身も収納の中身も、その精査には時間・スペースが大きく関係していると思います。
という事で、本日も講演者としての職務をしっかりと果たして参りました。これが師匠との約束、言葉の力で人生が大きく変わる。これを待っている人がいるのです。