こんな話を聞きました。子供の頃道徳の時間に学んだことだそうです。『「お風呂見て来て」と言われた時、単に浴槽のお湯を見てくるだけではなく、お風呂に入る人の事まで考えて、石鹸やタオルなどが準備されているかについても見てこれる人になりましょう。』という内容の話でした。
これは、素晴らしい事だな感じます。おもてなし・商いの原点とでも言っていいのではないでしょうか。
日々の生活の中で、家庭では特に、そこに人がいる事を蔑ろにしてしまいます。そして表層にしか目が向いていかない。本当に大切なのはそこに人がいることなのだと。
これが職場であったら、サービスを提供する場であったら、大切な人をおもてなしする場面であったらと考えると、やれる事はまだまだたくさんある。そう思います。
小学生の道徳でそんなことを学んでいたのかと恐れ入りますが、人として相手を想うということの尊さを知る機会は日々の生活にも十分にあります。そんな人の役に立てる人間・会社となれるよう、心を砕いて行きたそう感じたエピソードでした。