信頼できる廃棄物処理許認可と実績
お片付け・ゴミ処理・買取 一括受付
鶴岡市・酒田市で家財整理・遺品整理・特殊清掃をお届けするお片付けのプロ集団 アンカーズ

電話受付:8:00〜17:00 定休日: 日・祝

  1. 毎日ブログ
 

毎日ブログ

2020/11/02
大切なモノを大切にする生き方 part1  
 もう10年ほど前の話です。80代とおぼしきご夫婦の戸建てのお住まいに、お片付けの見積もりに伺いました。きっとモノが多くてお困りなのだろうと覚悟して伺ったのですが、中に入るとガランとして、モノはかなり少なく、神社の様な佇まい。私は前職で電気工事の仕事をしていたのですが、このお宅の契約アンペア数が15Aと知り、かなり驚かせられたことを覚えています。
 ご依頼の内容は、不要物数点を処分してほしいとの事でした。ご主人が天を指さして「そろそろあっちに行かなきゃならんからな〜」と笑顔で仰います。奥様はただニコニコしておられました。
 収集の日程を決め帰り際、ご主人からそうそうとガレージに案内され、これもどうしようかとご相談頂いたのが、メルセデス・ベンツ190Eの処分でした。この車、僕は名車中の名車だと思っております。設計は多分東西ドイツ時代のものだと思いますが、車が走る事をストイックに突き詰めた車だと雑誌で読み、高校生の頃から憧れていました。
 当時発売から20年は経過していたと思いますが、関東に住む息子さんは興味がないし、そんな古い車要らないと言われたと少々寂しげでした。私とご主人は190Eの素晴らしさを語り合い、最終的には「そんなに好きならこの車、お前に乗ってもらいたい!」と車のキーを差し出して来られたのです。
 part2に続く

2020/11/01
「死後事務委任契約」ってご存じてすか?  
 「死後事務委任契約」遺品整理講座でも特に質問されることが多い事項です。これは一人暮らしで、頼る親族が(海外にお住まいで等)近くにいない場合等、自分の死後手続きを、然るべき人を定め生前依頼するための契約です。
 事務手続き以外にも、遺品整理や、最近ではPC・スマホにあるデータを消去してほしいというご依頼など、死後の手続きに対する要望は多岐に渡ります。
 依頼先としては、特に取り決めはありませんし、知人でも可能ですが、司法書士・行政書士等、専門家へ依頼することもできます。
 整理の現場でシニアの方が仰るのは、「家族に迷惑をかけたくない」という切実な想いです。人生の最終ステージを迎え、体力的にもままならない状況。少しでも穏やかな日々を暮らして欲しいと願うのですが、そのためにはこういった備えも必要だと感じます。
 遺言書に細かに記載するという事もできますが、付言事項となり法的な実効性は無いとの事。更に、遺言書では死後直後の対応は難しくそういった意味でも死後事務委任契約は有用です。
 契約は口約束でもよいとされていますが、委任者と受任者間で、公正証書として書面で交わされる方が間違いがないと思われます。
 アンカーズでは士業の方のご紹介も可能です。ご活用下さい。
 
 

2020/10/31
便利さとの天秤  
 季節の絵が飾られる、伝統的日本家屋。数年前からお片付けのご依頼を頂いているお客様宅がとても素敵だったので、写真を撮らせて頂きました。奥様からは「あなたも、こういう物の良さが分かるようになったのね〜」とのお言葉を頂き、ややデレっとしてしまいました。
 鶴岡は庄内藩旧士族の方々が住まわれたお屋敷が今も遺っております。お客様宅もそんなお宅の一つ。植栽・庭石を抜け、平屋、土間付きの玄関に入ると、ちょっとしたタイムスリップ感があり、現代の住宅にはない、素材の良さ、匠の粋が感じられ、とても清々しい気持ちになります。
 考えてみれば、季節の絵を飾るなどという行為を思いもしなかった事に気が付き、くらしの愉しみとはこういう事を言うのだろう、そんな事を感じることができました。
 そうした旧士族のお屋敷も、空き家が目立っております。確かに、庭木を維持することも、エネルギー効率の悪い高天井も、現代の住まい・暮らしからみれば大変手間のかかる事であり、お城へと引かれた道は、狭く複雑で自動車の通行には不向き。そんな事もあってか、空き家が目立つ城下町の町並みは今、大きく変わっております。
 便利さと何を天秤に掛けるのか、せめて、愉しむ心だけは持ち続け、伝えて行きたいと願う今日この頃でした。
 
 
 

 
 

2020/10/30
【俺の終活】制作の裏話  
 整理収納フェス2020で話題の、【俺の終活】「あのノートが欲しい!」とのご依頼を頂くようになりました。大変ありがたいお話なのですが、現在、最終調整中でございます。もう少しお待ちいただくこととなるのですが、イメージだけでもお伝えできればと、監修したビジューオーガナイズ㈱代表の三谷直子氏と制作に携わった小林との対談を動画でご覧いただけます。俺の終活制作裏話インタビュー
 【俺の終活】は50代からの男性専用終活ノート。根幹には三谷氏のオリジナルメソッドである片づけ心理学®の理論が組み込まれており、同コンセプト【おしゃれ終活】のメンズ版です。
 メンズ版の登場によって、ご夫婦でセカンドライフを考えるきっかけとなったり、男性ならではのキャリアとどう向き合うかなどにも触れることができること。そして、これまでの終活・エンディングノートでは届けることの難しかった、コト・モノの整理を通じたセルフイメージの新たな構築が実現できます。
 俺の終活、ノートの表紙には翼が描かれています。三谷氏と「翼をさずけよう(レッドブル)だねこれは」と話していたのですが、手にされた方それぞれの新しい未来がこの翼に重なることを願っております。
 
 
詳しくはこちら
2020/10/29
ファイリングは事業継続の要  
 先日こんな会話を耳にしました。「急に経理事務が退職することになって…困った。」「それは社長が交代するより、一大事だな~」笑えませんが頷けました。これは仕事が属人化していることで、会社が回らなくなるというお話の一端。
 私は昨年【オフィスの効率化ファイリング(写真)】の著者、長野ゆか氏より、オフィスファイリングの基礎を学び、ファイリングシステムやバーチカルファイリングの重要性を知りました。
 そこで、長野氏から教えていただいたのが、「ファイル1冊でも資産」という言葉。この視点で書類と向きあった時、「書類は個人の所有物ではない」と気が付きました。
 仕事と書類は一対であり、書類を個人の所有物として個人が管理した場合、担当者がいなければ仕事(会社)は回らなくなる。経理事務が辞めると一大事とは、正にこのことです。
 ファイリングシステムとは、書類を個人所有から会社所有にしてゆく仕組みづくり。コロナ禍・テレワーク、言わずともその重要性はご理解いただけると思います。
 その中で、極めて重要なのは(会社ぐるみで)どう始めるか。この本のテーマの一つにもなっており、読みどころです。私の取り組みも紹介して頂いております。発売されたばかり、ぜひ読んで頂きたい!
<<  <  200  201  202  >  >>