16/100 それは言い過ぎだ
良いことなのか、悪いことなのか。
私は社員に対して、叱ったり、強く注意したりすることがほとんどありません。
しかし今日は、さすがに注意しました。
作業車両の調子が悪く、販売店の営業スタッフとメカニックの方が、わざわざ会社まで来てくれていました。
ところが、肝心の車両が予定より15分ほど遅れて会社に戻ってきました。
そこには連絡の行き違いなど、何か事情があったのかもしれません。
しかし、その車両を運転していた当社のスタッフが、待っていた販売店の方々に不満をぶつけ始めたのです。
私は思わず、
「ちょっと待て。それは言い過ぎだ」
と止めました。
もちろん、そのスタッフにも言い分はあったのでしょう。
まずは本人から事情を聞かなければなりません。
それでも、あの言い方はよくありませんでした。
目の前にいる営業スタッフやメカニックの方が、今回の原因をつくったわけではありません。
むしろ、車両の不具合を確認するために、わざわざ会社まで来てくれた方々です。
まずは、来てくれたことに感謝する。
伝えたいことや不満があるとしても、そのうえで相手に伝わるように話すべきだったと思います。
不満を持つことが悪いわけではありません。
しかし、その感情を誰に、どのような言葉で向けるのかは、とても大切なことです。
私の言葉がどこまで本人に伝わったのかは分かりません。
ただ、そのスタッフは自分から、
「口が悪かったです」
と販売店の方々に謝罪しました。
注意することは、気持ちのいいものではありません。
それでも、見過ごしてはいけない場面では、はっきり伝えることも社長の役割なのだと思います。

