コンビニで昼ご飯を買う時は、おにぎりとお茶を選ぶことが多い。
売り場には大谷翔平選手の姿が並んでいる。
もちろん、日本の英雄であり、日本人の誇りだ。
企業が広告に起用したいと思うのもよく分かる。
ただ、私はおにぎりを手に取るたびに、少し違うことを考えてしまう。
この広告には、いったいいくらのお金が使われているのだろう。
そして、その費用は商品の価格にどのくらい反映されているのだろう、と。
最近、おにぎりもお茶もずいぶん高くなった。
原材料費や物流費、人件費が上がっていることは理解している。
それでも、毎日買うような商品にまで莫大な広告費が乗っているとしたら、それは本当に私たちのためなのだろうかと思ってしまう。
もちろん、大谷選手が悪いわけではない。
私も大好きだし、日本中が応援している。
でも、不思議なもので、あまりにも広告が前面に出てくると、もしかしたら逆に買いたくなくなることさえある。
私が買いたいのは、大谷翔平ではない。
おいしいおにぎりであり、安心して飲めるお茶である。
そんなことを、おにぎりを食べながら考えていた。