新しい社内ルールを作っている。
これがなかなか難しい。
最初はシンプルに考えていたはずなのに、考えれば考えるほど要素が増えていく。
「この場合はどうする?」
「例外が出たら?」
「こういうケースもあるよね」
現場を知れば知るほど、細かな視点が増えていく。
それは真剣に考えている証拠でもある。
しかし、全部を盛り込もうとすると、“守ることが難しいルール”になってしまう。
分厚い説明書のようなルール。
読まれないルール。
存在はしていても、現場で機能しないルール。
これでは意味がない。
だから今回は、思い切って要素を絞ることにした。
あれもこれも入れたくなる気持ちを抑えて、「このルールは何のためにあるのか」という目的に立ち返る。
安全のためなのか。
働きやすくするためなのか。
判断基準を揃えるためなのか。
軸足を定めると、不思議と余計なものが見えてくる。
もちろん、細かく決めれば安心感はある。
けれど、本当に強いルールは、やはり“分かりやすい”ものだと思う。
迷った時に立ち返れる。
誰でも判断できる。
続けられる。
完璧なルールは最初から作れない。
運用しながら修正し、育てていくものなのだろう。
だからこそ、まずはシンプルに始める。
それは手抜きではなく、本質を掴もうとする作業だ。
今回、目的に合わせて要素をできるだけ絞った。
きっと、いいものができる。