何にも考えず、ひたすら寝る。
この数日、それしかしていない気がする。
3回目のコロナを経て、体も頭もシャットダウンモード。
ただ眠る。食べる。水を飲む。
そんな動物的な時間を過ごしていると、
逆に自分の中に、静かなスイッチが入るのがわかる。
「さて、次は何だ?」
そう思った瞬間から、自然と次のミッションに向かって
淡々と準備を始めている自分がいる。
この感覚、昔はなかった。
イベントが終われば打ち上げたくなって、
何かがうまくいけば、誰かに話したくなって、
落ち込めば、誰かに慰めてほしくなった。
でも今は違う。
次のステージへ。
ただそれだけを、静かに見つめている。
浮かれないで生きていられるってのが、
実は自分にとって、一番の幸せなのかもしれない。
余計なアップダウンがないから、
ちゃんと味わえるんです。
毎日の小さな手応えとか、
ゆっくり治っていく体の声とか、
ごはんがうまいとか、
それが一番だってことを。