今朝の新聞で、「50代から取りたい資格ランキング」が紹介されていました。
1位:漢字検定
2位:習字・ペン字
3位:整理収納アドバイザー
そのランキングを見て、思わず「わかる、わかる」と頷いてしまいました。
48歳の私は、今まさに2位と3位を楽しんでいるところ。
習字を始めて約1年。今は二級を取得して、次のステップに向けて日々筆をとっています。
漢字のバランス、線の強弱、余白の取り方――
美しい文字というのは、単に整っているだけではなく、お互いの形が響き合い、引き立て合っていて、そこに書き手の感情や気持ちまで乗ってくる。
そんな「伝わる文字」を目指して、静かな時間に向き合うのは、なかなか豊かな時間です。
そして、もう一つの「整理収納アドバイザー」は、もはや趣味というより“仕事”の一部。
講師として、当社で月に1回、資格取得講座を開催しています。
とはいえ、モノを整えることは仕事でもあり、同時に人生を豊かにする“趣味”でもあると感じています。
整理収納は、形ある物体を整える技術だけれど、そこには「思いやり」や「おもてなし」、「モノを活かす」「自分を大切にする」といった、目に見えない価値が込められています。
習字もまた、線の美しさだけではなく、字に気持ちを宿す行為。
どちらも、「小さなことにこだわる」ことで気づける美しさや調和があって、
今の私には、それがとても心地よい。
そんなわけで、まんまと50代人気ランキングに乗っかっている私ですが(笑)、
日々をていねいに過ごしたい気持ち、わかる方も多いのではないでしょうか。