夕方の小一時間、会社の敷地で今年一発目の草刈りをしました。
陽射しは穏やか、風はちょっとだけ涼しくて、やるなら今だなと。
草の勢いはすごくて、たんぽぽなんかは「おいおいどこまで広がるつもり?」ってくらいの勢い。
一部、完全に剛毛です。笑
草花には申し訳ないけれど、刈った後のスッキリした道端を眺めるとやっぱり気持ちいい。
それだけで、なぜか嫌なこともふっと軽くなるんですよね。
今日は草刈り中、久しぶりにパールジャムを流していました。
特に「Daughter」が妙にしっくりきて、無性に聴きたくなったんです。
1993年、あの曲を初めて聴いたのは高校2年生の頃。
親に対して反発していたような、でもまだどこか頼っていたような、そんな時期。
草を刈る単調なリズムと、エディ・ヴェダーの声が不思議に重なって、
心の奥にしまってた“あの頃の自分”とちょっとだけ再会した気がしました。
草刈りって、ただの作業だけど、どこか心の中まで整理されるようなところがあって。
パールジャムの音楽がそこに加わると、なんだか妙にしっくりくる。
もしかすると今、少し疼いてるのかもしれません。
50を前にして、あの頃のハングリーな気持ちが、また顔を出してきたのかも。
まあ、草刈りしながらそんなこと考えてる人もそういないとは思いますが、
こういう時間、わりと好きなんです。