11月7日この日は大安+天赦日という大変ありがたい日なんだそうですが、この日アンカーズでは荘内神社様をお招きして、供養品の御供養を行いました。供養品というと、遺影や写真、人形、お札、神棚などがあります。今回多かったのは日本人形と雛人形でした。雛人形に関しては、年代物から最近の物まで様々で、その時代その時代の特徴が、材質やお顔からも感じられました。台座やひな壇など昭和の時代は木製ですが、平成ではプラスチックへそして最近では発泡スチロールやダンボールを使用していたりする所に時代の変化が見られます。最近の物は軽量コンパクト・エコといった価値が求められ材質にも表れているのかもしれません。
日本には様々な供養の慣わしがあって、針供養や刃物供養もその一つです。八百万の神などとも言うように全ての物には魂が宿るという考え方があるからでしょう。ですから、供養品のみならず私たちが処分した全ての物に対する気持ちで今回御供養をさせて頂いたと思っております。
こういった行事を通して、やはり思うのは物を大切にしたいという気持ちです。高いものだけが大事でもない、気に入っている物だけが大事なのではない、全ての物が生きていて、それを活用して行くことが大切するということなのである。そんな想いを新たにしました。