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毎日ブログ

2020/11/08
生きることについて考える終活 part2  
 昭和40年、日本男性の平均寿命は67歳であり、100歳以上の人口は全国で男女合わせ198人でした。それが現在では男性の平均寿命81歳、100歳以上の人口は男女合わせ8万人です。更に核家族化が進んだこともあり、夫婦だけの時間であるセカンドライフは10年以上延び、介護を必要とする期間は男性で8年、女性で12年です。
 豊かになる事で寿命が延び、自立した生計を立てることが可能となった現代においては、これまでは考えなくても良かった、一人で生きて行くことそして、自身の死について向き合わねばならなくなりました。
 だからそこ終活とは、死を見つめながら、どの様に生きるのかを問う活動でなければならないのです。
 昨日part1でお伝えした、妻に先立たれた男性からの「妻のモノにいっさい手を付けることができない」という質問に対し、私は、「奥様の所有物全てに思い出があるわけではないと思います。スペースを決めそこに入る分だけを吟味してみて下さい」この様にお答えしていました。これを聞いて手を動かせるのであれば、何も悩むことはなかったでしょう。
 現在の私は、この問いに対し「奥様とはどんな思いでがありますか?」という様な質問を2・3し、お答えとしています。これは答えとはこちらが示すものではなく、クライアント側が持っているものだというコーチングの考え方に触れたことで生まれました。
 終活の答えは、一つでは無く、答えはクライアントの中にある。そのことに【俺の終活(※俺の終活制作裏話インタビュー)】を制作する過程で、気が付くことができたのです。
 part3につづく

2020/11/07
生きることについて考える終活 part1  
 毎回興味深い切り口の週刊現代別冊おとなの週刊現代。最新号のテーマは、【ひとりで生きるための準備】。今回は連れ合いを喪くした後の様々な人生ドラマが描かれており、特に、男性はどう生きるのかという点にフォーカスされていた事も、これまでに無い視点ではないかと感じました。(かなりおススメです。)
 8年程になるのですがアンカーズでは、お片付けと終活を結びつけた講座を開催してきました。当初は大々的にチラシを打っても参加者2名といった講座でしたが、最近では100名以上の参加者で開催する事も多くなっており、地方でも終活の大切さを理解して頂けているという手応えを肌で感じます。
 ただ、参加者の98%は女性というぐらい男性は少数派。しかし講座が終わって、後片づけをしていると決まって質問にいらっしゃるのは男性です。聞けば、妻に先立たれ、「妻のモノにまったく手を付けることができないが、どうしたらよいのか」という切実な質問でした。(男性からの質問は、ほぼこの一点といっても過言ではありません。)
 この問いに対し、遺品整理の現場で男たちの辛さを目の当たりにし、単なる整理術で解決することのできない難しさを重々感じていましたので、何と答えてよいのかと、忸怩たる想いでおりました。part2に続く

2020/11/06
アンカーズの、【シニアあんしん整理お掃除サービス】って何?  
 お問い合わせで多いのが、ハウスクリーニングできますか?というものです。私たちはハウスクリーニングは行っておりませんが、整理お片付けサービスというものをご提案しています。これは【お片付け・清掃・除菌・整理】をパッケージにしたもので、主にシニア向けのサービスです。その名も【シニアあんしん整理お片付けサービス】
 このサービスは、シニアの方がご自身で依頼というよりは、ご家族、それも遠方のご家族からのご依頼が大多数です。コロナ禍においては、関東方面から実家への帰省を控えているなどの事情で「実家が心配だから、お願いしたい」というご依頼も増えています。
 ではハウスクリーニングと何が違うのか、決定的に違うのが目的です。ハウスクリーングは、キレイにすること、住宅なりを長持ちさせることを目的としているのに対し、アンカーズの整理お片付けサービスは、シニアの方の安全・衛生的な暮らしづくりを目的としております。
 高齢者の住宅では、オムツなどの大量購入やポータブルトイレ・介護ベッドといった介護用品で空間も狭く、モノのため込みも見られますので、基本的にはモノが多く行動動線の確保もままならない状態。そういった環境において、体や認知機能が衰えつつある高齢者においては転倒等危険がいっぱいです。
 (今や転倒で亡くなる方は、交通事故死者数の2倍)
 どんな暮らしをしていて、どこに危険があるのか、どこを衛生的に保たなければならないのか、これらに重点を置き、高齢者の生活環境を安全で衛生的な空間に変えて行くサービス。それが【シニアあんしん整理お片付けサービス】なのです。シニアあんしん整理お片付けサービス

2020/11/05
パソコンの処分ってどうしたらいいの?  
 バックアップ用に…まだ動くし…といつまでも家の中に置いてしまいがちのPC。データの消去も気になるし、どう処分したものかとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
 パソコンは、製造メーカーが回収し再資源化する仕組みがあります。【PCリサイクルマーク】の付いたパソコンであれば、処分時の費用負担はありません。
 自宅で使用していたPCの処分について、どの様な流れで進めて行くのかお知らせします。①回収申し込み:廃棄するPCの製造メーカーHPから申し込む。②郵送伝票取得:製造メーカーから「郵送伝票と手順書」が送られてきます。③郵便局に依頼:郵便局へ伝票と共にPCを持ち込むか、自宅での引き取りを希望するか連絡する。段取りとしては以上です。(※家電量販店や自治体でも受け付けている場合もあります)
 ハード的な処分は至ってシンプルですが、問題はデータですよね。メーカーではリサイクルにあたり、自己責任で消去してくださいとしております。
 メインはデータが記憶されているハードディスクをどう扱うか、という点だと思います。データ消去用の専用ソフトもありますが、久々に電源をいれたら、起動しないなどという場合もあると思います。そういった時は物理的に破壊する方法が確実です。ハードディスクを本体から取り出して、ハンマーで叩く、あるいは円盤の部分をドリルで穴を開ける等が簡単ですね。
 アンカーズでは、ハードディスクの物理的破壊のご依頼も承っております。(数千円ほど)遺品整理などで、データを消去したい場合などはご相談下さい。
 会社で使用していたPCや自作のPC等、詳しくはパソコン3R推進協会のHPに記載があります。チェックしてみて下さい。
詳しくはこちら
2020/11/03
大切なモノを大切にする生き方 part2  
 メルセデス・ベンツ190E、発売当時はベンツの中で一番小さいモデルでした。しかし、契約容量15Aの慎ましい暮らしぶりと似つかわしい感は否めず、「この190Eをお前に乗ってもらいたい」と言うご主人は、いったいどんな人物なのだろうと、興味がどんどん湧いてきました。
 そこから、ご主人の昔話を伺うこととなります。掻い摘んで言うと、炭鉱夫として現役時代を全うし、母親から教えられた、「安物買いの銭失いはするな」という言葉を生涯大切に生きてきたとの事。
 そして190Eは、「その時、自分が出せるお金で買える最高の車だった」「安物買いの〜という母の言葉は、私のモノを選ぶ時の基準」「高いとか安いとか、偉いとか偉くないではなく、大切なモノを大切にする生き方に価値があるんだよ」と教えて頂きました。
 ご依頼の仕事は後日30分程で終了しましたが、ご主人より「190Eはお前にやる」とその後何度か連絡を頂きました。憧れの車でしたし、正直かなりグラッときましたが、片付けのプロとして受け取れない旨をお伝えし、現在に至ります。
 あれから10年、ご主人はもうご存命ではないかもしれません。名車190Eは結局どうなったのか…
 その後、整理収納を学び、生業とする中で、ご主人がおっしゃられた「大切なモノを大切にする生き方」こそ、私たちが届ける整理収納のゴールの一つであると感じています。
 
 
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