【親世代の26%「散骨」を希望】山形新聞2020年8月30日の山形新聞の記事です。「多様化する葬儀」というタイトルで、従来の枠にはまらない、葬儀や通夜を行わない「一日葬」が都内で人気となっていることが挙げられています。また、名古屋市にある、エイチームライフスタイルという終活情報を提供する企業のデータによれば、20歳以上の子供が居る40代以上の親世代に【自身の遺骨をどの様にして欲しいか】と質問した所、26.4%が【散骨】を希望したとの事。地域差もあると思われますが、これまで多数派と思われる【先祖代々のお墓】という選択肢から、大きく変化していることが伺えます。次いで、28.4%が【わからない】22.9%が【納骨堂】となっております。
やはり、核家族化・少子化で【墓守不在】の実態や、これに対する子供達への負担を気にかけてという解釈ができると思います。
私は、一人息子なので、「お前は跡取りなんだよ」と育てられ、家業も墓守も継承しましたが、結果的にはそのことで、人生が良い方向に導かれたのだなぁと感じています。きっと選んだ答えがベストなのだと思いますが、自分はどうしたいのか、どうしてもらいたいのか、話し合って行くという行為に価値があるのではないでしょうか。
もう直ぐお彼岸、そんなお話も自然にできるタイミングでもあります。