この春より、古道具のリユース販売に向けて準備中なのですが、その古道具というのが「誰も買い取らなかったアイテム」に限っております。家財整理において専門業者から買い取られなかったアイテムというのは、骨董品にしては新しく、リユース市場としては古いというレトロなモノ。
私たちはこのアイテムに限り引き取ってリユースしてゆこう。しかもネットではなく地元で対面で販売してゆこうという企みなんです。本日もそんなアイテムが入荷して来たのですが、こちらはゼンマイ式の掛け時計ですね。このタイプの掛け時計私が小学校の頃は教室に掛けてあった様に記憶していますし、母親の実家の茶の間にこんな時計が掛けてあって、母から実家に預けられた時など、誰もいないその茶の間で掛け時計の「チックタク チックタク」という機械音が部屋中に響いていて、時折鳴る「ボーン ボーン」という鐘の音に驚いたりしたことを覚えています。
だから懐かしくって、ネジを回して振り子を動かしてみました。するとあの頃聞いた時計の音がしたんです。今の今まで、要らぬ要らぬって忘れ去れらたモノたちも長い眠りから覚めて、動き出す時が来ました。
古道具の魅力、ここ鶴岡から発信して行こうと思います。