今読んでいるのは、逢坂冬馬著「同志少女よ、敵を撃て」です。数年前に本屋大賞・アガサ・クリスティー賞などを受賞した作品なんですが、昨年暮れに文庫本が出まして、今読んでいます。この作品は第二次世界大戦のソ連の女性狙撃手達の物語なのですが、これはアニメ化してくれたらいいな〜なんて思いながら読んでます。
史実に基づいた小説なのだと思いますが、こういった若者達がいて、今があって、それで今はどうなのか。これでいいのか?なんてことをやはり考えてしまいます。先日、カラマーゾフの兄弟ミステリーカット版というのを読みましたので、全く内容は違いますがその後のロシアを舞台とした作品ということで、やはり貴族の話なんかも少し出てきたり、そんな歴史的な変革の中で描かれる戦争というとてつもなく大きな壁みたいなもの。そこでどう生きるのかというのが読み手を惹きつけます。
まだ途中なんですが、これアガサ・クリスティー賞を受賞しているということはミステリー的な要素もあるっていうことなんでしょうか。まだミステリー要素まで行っていないので、その辺も期待しながら読み進めたいと思っております。
いい日曜日になりそうです。