「ファイルネームの付け方」これを誰かから教わったという経験をお持ちの方はどれぐらいあるのでしょうか。専門の業者さんならいざ知らず、ファイル名は個人任せということの方が一般的ではないかと私は思います。
しかしこれをルール化しておくメリットというのは存分にある訳です。当社の場合では、このファイルネームについて個人任せとなっており、特に管理しておりませんでした。
そして先日、長年勤務した社員が退社したのですが、その社員の残したPC内に収納されているであろうファイルが見つからない。幸い見つかりましたが、探し出すのは一苦労でした。
退職という稀に起こる事態に限らず PC内のファイルを探すという行為は、結局は 検索機能によって探し出します。もっと言えば検索機能無しで探せる事が理想の姿なのでしょう。ですからやはりファイルネームは明確なルールの上に設定しておいた方が良い訳ですね。そこで当社でもやっと(私の責任です)ファイルネームのルールを定め運用して行こうとなったのです。
参考になるHPなども沢山ありましたが基となったのは、長野ゆか著【オフィスの効率化ファイリング(同文舘出版)】です。詳しくは書籍にてご確認頂きたいのですが、肝は『相互排他的タイトル』ですね。これは書類でも全く同じ事が言えるのですが、〇〇関連などと付けてしまったら最後、ウォーリーを探せよろしく、見つけ出すのはかなり難しいでしょう。NGファイルネームの横綱です。
自分でもリネーム作業を行っているのですが、やはりルールが明確だととてもスムーズで、ガシガシ整理されて行くので気持ち良いですね。オススメです。