コロナ禍自宅時間が増えた事で、自宅設備の改修を進める人が増えたと言われています。これに伴い修繕事業者からの高額請求等、消費生活センターに寄せられる相談件数も増加傾向との事(出典:PIO-NET にみる 2020 年度の消費生活相談の概要より)、急なトラブルにどの様に対応すべきか、その心得についてお知らせします。
事例【夜中にトイレが詰まってしまった】
ポイント①今すぐ対応しなければならないか・自分で出来ることはないかを考える(翌朝でも良い場合も多い)。
ポイント②誰かに相談する(冷静な対応が可能になる)。HPで業者を選定する場合は、金額等信用し過ぎない。
ポイント③電話にて業者に連絡する場合は、作業内容についてメモや録音を取る。不審な場合は断る勇気も大切。
ポイント④業者が来た時の対応として、名刺にて会社名等を確認し、作業前に作業内容についての詳細を確認する(録音・メモも必要)。
ポイント⑤作業前に契約書を取り交わす(口約束で進めるとトラブルの元に)。
ポイント⑥作業中は必ず立ち会う。
契約書この場合は業者の請負契約になりますので、作業途中で中断してもらうことも可能です。もし高額請求に至ってしまった場合は、支払いには応じず、消費生活センター局番無しの188(イヤヤ)消費者ホットラインへお電話してくださいね。
どこに電話をして良いか分からない場合は、水回りの修繕であれば、地域の水道局の修繕対応窓口やそこへ登録している登録事業者へ連絡するのが良いでしょう。鍵の紛失であれば、日本ロックセキュリティー協同組合加盟店、雨漏りであれば、板金工業組合と、各種業界団体加盟店であれば比較的信頼度は高いと考えられます。