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  1. 毎日ブログ
 

毎日ブログ

2020/11/29
家族の風景における俺の主張 part6  
 私は、家事もしっかりこなす良きお父さんと思われているようです。あるいは、「旦那さんが整理収納アドバイザーだったら、奥さんプレッシャーだね」などとも言われます。しかし、たまにの風呂掃除とゴミ出し、あとはアイロンがけ、これしかやっていません。 
 妻も働いており、私が何にもしない事に対して不満もあるようですが、なんとかやっております。以前の私は、部屋のインテリアなど細部までこだわり、選び抜いて整理をしまくっていました。そしていつしかすべてを自分の思い通りにしたくなり、自己満足の鬼になっていました。
 そうなると、自分も家族も疲れ果て、理想とはかけ離れた現実になって行きます。ある時妻から、「そんなに思い通りにしたかったら、独りで住んだら」と言われた事があります。その言葉で、やっと自分がどれほど無茶を言い、自分の我儘を押し付けていたのかに気が付きました。
 その後、「家庭の主役は妻」とし、妻がやりやすい動線、収納グッズ、レイアウトを考え、リフォームをし、現在に至ります。結果として、他者が入り込めないほどプロ化した家事空間となり、私がやると仕事を増やすということで、100%サポートに徹しています。
 これは今から10年ほど前の話なのですが、なぜあれほど見た目にこだわっていたのかと思います。きっと自分にとことん自信が持てなかったのでしょうね。
 写真は現在の私の勉強部屋(洗濯物干し場)おしゃれ感は微塵もありませんが、愛犬も付き合ってくれ、幸せな気分です。
 

2020/11/28
事業継続力強化計画認定  
 山形県の新型コロナ警戒レベルが、2から3へ引き上げられました。レベル3は感染の広がりが懸念される状態であり、レベル2の【注意】に対し【警戒】にあたります。これを受けて会社としての対応も変化して参ります。しかし、緊急事態宣言が出された今年春とは、対応力が違います。これは、経済産業省より【事業継続力強化計画】の認定を頂いた事によります。
 【事業継続力強化計画】とは、自然災害等に対し、中小企業がそのリスクを認識し、事前対策を施し、初動対応を明確化するための計画であり、これを経済産業大臣が認定するものです。事業継続計画(BCP:ビジネス コンティニュティ プラン)の前段にあたるような位置づけであり、作成難易度の低いものですが、弊社にとってはとても有用に機能させて行くことができると期待しています。
 この計画の中で、アプリを使った安否確認サービスを利用する事にしました。これまでは、携帯電話に連絡網を使って電話を繋いでおりました。しかし繋がるまで次のステップに進めないなど、手間と時間がかかります。その点アプリは便利、他にも作業チームごとの掲示板やカレンダーを作成して情報共有や進捗管理もできる。仕事の上でも大いに役立ってくれそうです。
 コロナや災害がなかったら、このような計画の策定やアプリの活用はずっと後になっていたのかもしれません。世の中、無駄なモノは無いということなんですね。

2020/11/27
家族の風景における俺の主張 part 5  
 今日のお悩みは、妻が衣類を全く整理できないという男性から。聞けばタンスに入り切れない衣類が、その前の衣装ケース、更にはその衣装ケースの上に溢れかえっているとのこと。

 男性は自分のモノはしっかり整理しており、妻の行動が理解できないとおっしゃいます。

 世の男性は、母親を理想の女性として追い求める傾向がある。そしてそれを押し付けてしまう(持論)。

 【奥様は自信を失ってしまっているのでは?】。「私は、あなたの求めているなんでも上手なお義母さんみたいにはなれない」無言の抵抗が衣類に表れているとしたら…。

「いったい、いつ片付けるんだよ!」そんな言葉、掛けてしまっていませんか?

 そこで俺の主張【素敵な服を着て行きたくなるシチュエーションを作って、妻を連れ出せ!】。奥さんは、これでいいやという服を適当に買って、どんどん自分の価値を低く見立てているのではないだろうか。

 だから、ライブでも展覧会でも食事でも、うんとおしゃれをして出かけたくなる状況を作る。そして褒める。

比べられたり、押し付けられたりしてもしんどいばかり。ここは一つ、しっかり受け止めて、自信を取り戻してもらいましょう。そうしたら、「片付けろ」なんて言わずとも、適当に買ってしまった洋服達を手放して行くはず。

「やっぱり、そういう色似合うねー」とか具体的に褒めると、おしゃれのしがいがあると思いますし、お試しあれ。


2020/11/26
家族の風景における俺の主張 part 4  
 男性からの整理相談を頂くことが稀にあります。先日頂いたのは、奥様がお子さんのモノを全く手放せずモノに囲まれて困っているという内容でした。
 男性曰く、お子さんは二人、どちらの子のモノも手放せず、妻は「一度手放したら二度と戻らない」と不安を口にするとの事。男性は妻へのアドバイスとして、「再び使用する確率の低さ」を挙げ、ある程度処分することを勧めるも、取り付く島もないという状況です。
 確かに、男性のアドバイスは正論です。しかし正義・正論だから受け入れられるとも限りません(part3参照)。
 母親にとって子育ては人生をかけた一大プロジェクト。その全てが彼女のアイデンティティとも言えます。だからこそ子育てにまつわるモノは捨てる・手放す事ができない。だた現実的に全てを所有することが無茶な話であることは十分に理解していると思います。焦点はこの妻のジレンマにどう折り合いをつけて行くのか…。
 そこで俺の主張、「夫は、妻の子育を称賛する!」です。私は4児の父として「父親らしいことしてやれたかな」という事をよく考えます。子育てに答えは無いし、自分も未熟である。だから心細さや後悔は必ずある。
 この奥様の中にも、そんな心細さや後悔があるのではないか。そう私は考えます。
 だからこそ夫は、妻に対して子育てへの不満はもってのほかであり、「頑張ってくれてるね」や「元気に育ったね」などの、プラスの言葉をドンドンかけてほしい。そのプラスの言葉で妻が満たされて行くとき、きっとモノへの執着は和らいで行くと信じるのです。

2020/11/25
ゴミだからカッコイイ時代  
 使われなくなったモノの行き先は、①リユース(そのまま使う・修理して使う)②マテリアルリサイクル(資源として使う)③サーマルリサイクル(熱エネルギーとして使う)④処分する(燃やす・埋め立てる)この4種類しか存在しませんでした。
 この常識に対して、①と②の間にリマーケティングというまったく新しい価値を生み出そうとしている企業があります。品川に本社を置く、㈱モノファクトリー様です。同社は、㈱ナカダイという廃棄物処理業者のグループ会社として、「捨てる」と「使う」を繋ぐビジネスを展開しています。
 具体的には、マテリアルライブラリーと称して一般的にゴミとして扱われるモノの中から、素材として面白いモノを発掘、デザイナー等制作業者と繋ぎ、新たな製品として生み出す事業や廃棄に関連した企業向けのコンサルティングなどを行っています。
 ライブラリーを見学させて頂きましたが、太陽光パネルで作られた机や、ゴルフクラブで作られたコートラック、スネアドラムで作られた照明器具などどれも廃棄されたモノを利用して新しい製品が生み出されていました。
 これらの製品には、廃材を苦肉の策でというような間に合わせ感はなく、ストレートにカッコイイ!欲しい!と思わせる魅力があります。ダメージ加工のジーンズをカッコイイと感じるように、ゴミだからカッコイイという価値感が常識となる世の中がすぐそこまで来ているのかもしれません。
 

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