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  1. 毎日ブログ
 

毎日ブログ

2020/12/10
オフィスのお片づけ【ファイリング】  
 今年も20日余り、年末の清掃を業者さんに委託するという企業も多いかと思います。ただ業者さんへの委託が難しいのが、ファイリング。個人情報保護法も改正ということですから、書類の管理・オフィスファイリングについても見直しが必要な時期なのかもしれません。
 昨年、オフィスファイリングと言えばの、オフィスミカサ・長野ゆか氏よりこれについて学びました。普通、会社の代表がオフィスファイリングを学ぶ機会はあるのでしょうか。
 体験した私が声を大にして言いたいのは、「経営者こそファイリングを学ぶべし!」です。これは効率とか見た目とかそんな目先の利について言っているのではありません。私の最大の収穫は、「会社は俺のモノじゃない!」という当たり前すぎることに気が付けたことでした。
 ファイリングでは、自分の抱えている書類を全て取り出し、再編し分類して行きます。この作業を通じて、自分が抱えている仕事が形として見えてきます。
 そうして行くと、自然と次期後継者に私は何を繋いでゆくのか、ゆかなければならないのか、ということに考えが及びました。オフィスファイリングの価値の一つとしてスムーズな引継ぎというものがあるのですが、経営者こそスムーズな引継ぎが求められる役職。その事に気づかされ、これまで自分のモノと考えていた会社を、公器として捉える事ができ、肩の力がいい感じに抜けたような気持になりました。【経営者が行うファイリング】ぜひトライして欲しいです。

 
 

2020/12/08
親に終活させるには?  
 終活講座でよくご質問をいただくのが、「自分の終活より、親に終活させるにはどうしたらいいの?」というものです。
 第一に、自分の終活を置いておいて、他者にススメるのは止めましょう。順序としては、自分が終活をはじめ、これは素晴らしいと感じたから、他者に勧めるのが筋。「お母さん私が困るから、終活やってよ!」なんてことを言ってしまったら、お互い辛いでしょう。自分の感動を共有したいというのが、「勧める」の根底にはあるはずです。
 私が終活を両親に勧めるにあたり、先ず行ったのは、【両親の年賀状作成代行】です。年賀状を作るには、まず住所録が必要です。住所録はいざという時の連絡先になります。その上で、どの様な間柄なのかを聴きます。これにはかなり時間がかかるので気長に聴きましょう。
 次に、その中で最近亡くなった方の話などがあれば、特によく話を聴き、そのことについて両親がどの様に感じているのかについてさりげなく質問して行きます。そうすると、自身のエンディングについてもどうしよかという雰囲気になり、もしかしたら相談や具体的な話などがあるかもしれません。
 そんな時に初めて役立つのが、自身の終活体験です。具体的に何をやればよいのかなど、気にかけてらっしゃるようでしたら、その時が終活の勧め時。
 アンカーズのセミナールームでは、終活にも役立つ生前整理アドバイザー2級認定講座を毎月開催しております。次回は12月20日。ご活用下さい。生前整理アドバイザー講座申込
 

2020/12/07
アンカーズと終活 part 7  
 少年が手にしているのは、昭和20年代後半、およそ70年前の写真。とはいっても、白黒写真を現代の技術で蘇らせたカラー写真です。写真は、学芸会の集合写真。少年の祖父が映されています。これは、祖父の同級生の男性が終活の際に見つけたもので、あまりに懐かしく、同級生の皆に送ってよこしたとのこと。
 いつも寡黙な祖父のそのひょうきんそうな表情を見て「かわいい」という少年。一枚の写真で祖父に対する印象が大きく変わった様子でした。
 私は子供の頃の楽しかった記憶を、カラー写真で蘇らせ、同級生と共有するというこの方の終活に共感と感動を覚えます。
 アンカーズの考える終活は、理念でもある【Revive the life 人生を蘇らせる】を実現するためのもの。過去には、楽しさばかりでは無いかも知れません。ではどの過去をこれからの未来、これからの人生に連れて行くのか、そしてどの様なものへとしたいのか…。
 女性に比べ、男性は過去へのこだわりは一入。その中で、自分が記憶している最も古い楽しかった思い出を終活の中で見つけ出し、現在の記憶としてカラー写真で蘇らせた。
 この方の、未来へ向かってのアクションは始まっているようです。
 

2020/12/06
アンカーズと終活 part 6  
 かくして、アンカーズの終活×お片付け講座はスタートし、ありがたいお話ですが、このコロナ禍でもご依頼を頂いております。私はこれまで、「人前で話す」などという経験はなく、「夏休みの宿題は最後の日にもやらずに、居直る」という劣等生でしたから、自分でもこの状況に驚いております。
 人前で話すというのは、一対一でも数百名でも毎回大きなチャレンジであり、プレッシャーです。しかし、最高に楽しい事・最高の修行の場なのだとステージに立って初めて気が付きました。
 講座時、自身にあえて課していることがあります。質問です。以前の私は受け付けていませんでした。理由は、「答えられない質問が来たらどうしよう」と考えていたからです。しかし、この質問が会場を一つにまとめてくれたり、応えている私自身が、その解答に「そういうことか〜」と納得することがあったりと、質問や解答が天から降りてくるようなことが多くあります。
 ですから、「答えられない質問はやってこない!」と【力(リキ)】を入れて望んでいます。その時イメージしているのが写真のマトリックスです。心理学を勉強していた頃に学んだ、人と人との関係を示したものです。
 【私OKであなたOK】が良き人生には必要。モノと人の関係においても【私OK、モノOK】は、互いに活かされる幸せなポジション。このポジションを如何にしてつくるのか、をイメージしていると、良き解答が浮かびます。

2020/12/05
アンカーズと終活 part 5  
 そして始まったお片付けのプロ集団アンカーズ。しかし【遺品整理やります】【整理収納やります】と掲げても、その様なご依頼は全くありません。あるのはこれまで通りの、不動産残置物整理のお仕事。しかし私たちは、来る遺品整理や整理収納が仕事になる時代を見据えて、不動産残置物整理の仕事からノウハウとなるものをつかみ取って行きました。
 また、我々の考え方として、遺品整理は最終手段であり、孤独死はこれからの人生の結末としてはある意味普通の出来事となって行くだろう。大切なのは、今をどう生きるか、これからをどう生きるかである。これを、整理の力でサポートできるのではないかとの想いがありました。
 そんな想いを方々で語っていた時、行政書士の先生から、「エンディングノートについてのセミナーを開催するのだけど、片づけの視点で何か語って欲しい」というお話を頂きました。それが2014年7月のお話、タイトルは「お片付けは元気なうちに」。対象はデイサービスに通所する方のご家族向けで、90分のお時間を頂きました。この時初めてアンカーズと終活が結び付いたのです。
 この「お片付けは元気なうちに」講座、いまだに人気のテーマとなっており、その後同タイトルで30講演以上開催させて頂いております。
 
 
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