人間の生活を見ると、そのほとんどが①道具を取り出し②使用して③しまう。この繰り返しです。①②はみんな出来ます。できないと生活や仕事に支障をきたします。ただ【③しまう(後始末)】は中々出来ない・苦手な人も多い。【③しまう(後始末)】がきっちりできないから、無くしたり、探し物をしたりする訳です。
動物を見ると何にも持っていないのに、ご機嫌に生きている。これも三谷直子氏の「片づけ心理学®」講座で聴いた話ですが、人類は戦うための牙や、環境から身を守る毛皮などを持たないため、道具が必要で、これが手元に無いことは大きなストレスとなるという事でした。私たちが生きて行く為には、道具はなくてはならない大切な存在なのです。
大切なことは百も承知なのですが、面倒くさがりの人がやってしまいがちな行動と言えば【後回し】です。あの時すぐにやっていれば…。そんなことを毎回感じているよりも、後回しにしない環境を整理収納・お片づけでつくってしまおう!というのがアンカーズの提案です。
これには、色々な方法があります。例えば、玄関の下駄箱にカッターナイフを置いておく。これは、①宅配便の梱包を玄関先でサッと開封できる。②梱包材などの不要物を家に入れるのを防ぐ。③カッターを取りに行く・しまうという行為自体を軽減できる。というようなメリットがあります。
よしそれやってみよう!という訳なのですが、実はモノの定位置を決めるのは整理収納・お片づけの最終ステップ。じゃあファーストステップはどこから?というのはまた明日のブログで。
写真は、子供たちが宿題をするダイニングテーブルに置かれた、ミニミニ掃除機。これなら移動無しで、消しゴムカスもサッとお掃除完了。子供たちでも簡単にできます。