今回は【≪大切なあの人に≫聞けばよかった 話せばよかった】聞こう話そう委員会編(サンクチュアリ出版2020年5月)をご紹介します。本書は113人の方に、「あなたにとって二度と会えない大切な方は誰ですか?その方に対して、今思えば「聞けばよかった」「話せばよかった」「してあげればよかった」と感じてらっしゃることはありますか?その後悔をもとにアドバイスを頂けませんか?」と質問をし、その解答を掲載したものです。
アンカーズがお届けしているおしゃれ終活・俺の終活講座では、過去の振り返りワークというものがあり、ふと頭をよぎった出来事、たわいもないエピソード、それらをいつもとは違う環境で見つめ、未来に向けて整理をして行きます。
作中、「過去から解放された私は、母を受け入れ、本当の意味で親子になれた気がした。この時なぜか、人生で初めて結婚しなきゃという感情が沸き上がった。」と記した女性がいらっしゃいました。
母の束縛・プレッシャーから自由になりたいと抵抗し続けていたこと、そんな過去への囚われを、母との対話やその後の気づきの中で整理し、解放されたことで、次のステージが見えたという女性の心の動きに、なんとも言えない爽やかさを感じました。