今、デジタル遺品整理サービスというものが注目を集めています。ざっくり言えば、【故人のPCやスマートフォンのロック解除】が主なサービスです。平均単価23万円という中々高額な費用となるこのサービス。どういった状況で利用されるのでしょうか。先日(一社)家財整理相談窓口主催オンラインセミナーにて、データ復旧サービス国内最大手、デジタルデータソリューション㈱ 取締役 COO 上谷宗久氏のお話を伺いました。お話の中で、スマートフォンやPCのロックを解除の依頼が多いのは男性に比べ、女性からが圧倒的に多いとの事。状況としては旦那様が亡くなった後、奥様からのご依頼が大変多いのだそうです。(その逆はとても少ないとの事)【故人にプライバシーはないのか!】と叫びたいのですが、奥様が知らないFX投資がある場合など、状況は様々との事。
アンカーズのエンディングノートセミナーでも、エンディングいおけるスマートフォン等端末の取り扱いには触れますが、故人のデータを相続人がどうするかは、法的にも自由という事ですから、見られたくないデータは生前整理するに限ります。コロナ禍、急速にペーパーレス化が進む中、故人のロック解除需要も加速して行くことでしょう。【スマホよりPCの方が、格段に解除が簡単ということですから、「PCにエクセルデータで遺す」というのがおススメとの事でした。】ご参考までに。