山形県唯一の離島飛島、ここで毎年この時期にクリーンアップ作戦が実施されている。今年で24年目を迎えるこの日本で一番進んだビーチクリーンに参加してきた。日本で一番進んでいると感じるのは、ドローンによる安全管理や、月面探査機のようなロボットゴミ運搬車があり、そして何より気持ちよく清掃活動が行えるからだ。
気持ちがいいというのは、参加者の心意気もいいし、何より離島ののんびりした空気と自然が本当に気持ちがいいからだ。清掃活動自体は2時間ほどだが、帰りのフェリーを待つまでの2時間を私はいつも楽しみにしている。港の近くでカモメの声を聞きながら弁当を食べ、カフェがあるのだけれどここでコーヒーを頂いて、公園の芝生に寝っ転がって昼寝。これがサイコーに気持ちがいい。この2時間のために毎回ここに来たくなる。
今回は195名が参加、行きのフェリーがかなり揺れ船酔いで6名ダウンというハプニングもあったが、21㎥およそ2.5トンの海ごみを回収した。
昼寝中、高校生と大学生の会話とか、高校生に先生が色んな世界の話をしているのが耳に入り興味深かった。「シンガポールにはな、日本みたいに雀はいなくて、替わりに何の鳥がいると思う?」とかそんな会話だ。
毎回抽選が行われるほど人気のこのクリーン作戦、それはリピーターが多いからだ。