地域に整理収納・お片づけの価値・魅力を発信して行こうという稀有な団体庄内お片づけ部、2月の第4土曜日に例会が開催されました。わたくし小林は参加できなかったのですが、梅津道代新部長体制になって初めての部活という事で、これまで以上に素敵な感じで楽しく盛り上がってます。
庄内お片づけ部非公式マスコットの【くーまん】も私の代わりに出席してくれた模様で、嬉しい限りです。内容は「お片づけサポートでの失敗談」をテーマに現場での体験談を元にお話を繰り広げました。
例えば、「いる・いならい」の判断は慣れていない人にとっては時間がかかること・疲れちゃって進まないことや、やはりゴールを意識してもらうことの大切さなどをどう伝えてゆくか、その過程でのコミュニケーションの必要性、そんな話がでたり。依頼者が第三者である場合、モノの所有者のゴールとの乖離によって結果の後味が悪かったなど、深い話になったようです。
片付けっていうのは方を付けること、決着をつけることなんです。つまりはそのモノを所有したいとするその心にどう方を付けるのか、向き合って行く心の作業でもあります。だからモノの整理によって心が整理されて行くんです。
逆に言ったら買うことにも全く同じ意味があります。多くの選択肢の中からそれを選んで手に入れる。捨てると買うには「手放してどうなりたいのか」と「手に入れてどうなりたいか」の違いしかなく、根っこは全く一緒なんです。大事なのは「どうなりたいか」。
そこに気づかせるのが私たちの本当の仕事なんです。くーまん分かってる?