秋らしい気候になって参りました。夜寝る時などはエアコンはもちろん要りませんし、そろそろ布団の出番も間近かなと思っております。これから秋雨の時期ということで豪雨への備えも大切ですね。
改めてハザードマップで避難場所や浸水深の確認もしておいた方がいいですね。社員に対しては自宅までの経路やアンダーパスなどの危険箇所の確認を促す予定です。当社は一級河川の赤川に面しておりますので12時間で300mmの降雨があった場合は50cmから3mの浸水の恐れがあり、これまでにも工場内へ雨水が浸水するなどの被害を経験しております。
そこでこの夏、高圧受電設備の更新を行なったのですが、100mmベースを高くし僅かではありますが、浸水対策を行いました。浸水時高圧受電設備というのは、地絡という形で停電装置が働き電源をカットします。勝手にカットしてくれるのですが、リスクもありもしかして波及事故などを引き起こして近隣の工場の電気まで止めてしまうようなことがあると、賠償問題にもなって来ますから注意が必要です。
当社は鶴岡東工業団地という製造業ひしめく環境で仕事をさせて頂いでおりますので、この辺りの対応は生命線とも言えるでしょう。高圧受電設備をお持ちの企業では、やはり豪雨などの情報があった場合は速やかに電気主任技術者に連絡し、電源をカットしておくなどの措置をしておく必要があります。
まさかの事態に対応できるよう、備えあれば憂なしですね。