言った言わない、聞いてない、仕事上のストレスの多くは上記の様なコミュニケーション上の伝達不一致によって引き起こされていると言われております。
私も社長として、何かを社内で伝えたり、報告を受けたり、お客様にお話ししたりと、日々コミュニケーションの中で仕事を進めております。しかし、ふとあの説明で理解して頂けたかな?と不安になったり、結果正確に伝わっておらず、二度手間やお客様にご迷惑をかけてしまったという経験もあります。
では伝わる話し方とは何か。一つには相手が受け取り易い言葉、言い回し、例えなどを用いて丁寧に伝えること。そして受け取り易い声のトーンやスピードなどがあると思います。つまりコンテンツ(内容)とデリバリー(伝え方)この二つが機能して初めて良い伝達が成立するのだと思います。
そして今日はそのデリバリーについて、ラジオでアナウンサーの方が解説してくれておりました。大切な事は3つ。①話初めの声のトーンを高くする。②語尾は添える程度にする。③間・沈黙を大切にする。です。ちょっと言い回しが違うかもしれませんが、概ねこの3つが大切であると解説しておりました。ただ、この説明によって改善される方は稀なのだそうです。声トーンを高くと言ってもどのトーンが正解か、語尾を添えるってなに?、間ってどのぐらい必要なの?。ポイントが分かっていても、それを正くアウトプットできるかというのは別モノの様です。
そこで、自分の話している姿を録音・録画することがおすすめなのだという事でした。これはとてもいい事だと思いますが、何故だか、自分の録音・録画って観る・聴くのはとてもシンドイです。私も含め、多くの方が敬遠されるのはぜなのでしょうか。まあそれについては今度お伝えする事として、伝わる話し方をマスターするためには、その恥ずかしさ辛さを乗り越えて、一度客観的に見てみようそう感じました。やはり伝わる話し方をしたいですから。