娘のバレーボール部、三年生最後の大会である総体が終わりました。
これで部活動は引退。そして、私の保護者会長としての任も、ここで一区切りです。
昨年のソフトテニス部に続いて、二年連続の保護者会長。
部活が変われば、関わる人も内容も全く異なり、毎回が新しい挑戦でした。
バレー部特有の熱気、体育館での声援、親同士のつながり…。
学年を越えた温かいチームワークの中で、多くのことを経験させてもらいました。
そんな中、私が日々てんてこまいだったのを見ていた娘は、
「終わって、ゆっくりした?」と何度も聞いてきました。
まるで自分が迷惑をかけていたかのように、どこか責任を感じていたのかもしれません。
「大変だったけど、終わってしまうと不思議と全部いい思い出になるね。
テニス部の時よりも、自分がちょっと成長できた気がするよ」と私が言うと、
娘は「成長って…」と不思議そうな顔。
たしかに、大人になってからの“成長”って、子どもにはピンとこないのかもしれませんね。
でもこの歳になっても、役割や出会いを通じて、自分が少しずつ変わっていく感覚はあるものです。
誰かのために時間を使うというのは、
慌ただしい中にあっても、かけがえのない何かを残してくれるものですね。
ありがとう、バレーボール部。
そして娘よ、本当におつかれさま。