世の中にはいろんな趣向の方がいるもので、それに乗っかる面白さっていうのもまたありだなと。今回は、全国の神社に幟旗や提灯はたまた鳥居を奉納してらっしゃるコンサルタント会社社長で、私も使っております孔子経営手帳の著者でもある安慶陽先生のお供で、新潟市にあります火産霊(ひむすび)神社様に伺いました。
東京在住の安先生、なんでも新潟には降り立ったことがないということで、車で山形からアテンド。こちら新潟の神社に奉納すると38都道府県目という事でした。それで見事奉納できたのですが、47都道府県制覇まで80%を超えたとの事でかなり盛り上がってらっしゃいました。
今回は幟旗を20本奉納なさったのですが、どうやって奉納するのかと見ていると、これが驚きの当日のぶっつけで、テレアポからの現地訪問でぐいぐい決めて行くんですね。先方の禰宜様も自分から幟旗を奉納させてくれと申し出る人などというは普通はいないので、ことの事情に合点が行くまでに時間がかかる。しかし最後は、この土地とのご縁を持ちたいという趣旨をご理解頂いて、奉納させて頂きました(デザインもこの時にその場で決めるんです)。
仕事が欲しくてやっているという事ではないのだけれど、こういった活動を通して不思議とその土地のクライアントさんと繋がったりということも多く、ライフワークとして続けてらっしゃるとの事でした。
経営者ならば、商売をされている土地を護る神社さんに何かしらの奉納をすべしと安氏はおっしゃっておりました。このあたりの感謝力、これは私も実践したいなと感じた稀有な趣味体験でした。