八百万の神なんて言いますが、その存在を証明するかのような注目すべき研究結果があります。それは、東京大学物性研究所などで研究された田川薫理学博士の「命(魂)のエネルギーを計る」という実験結果です。
田川博士はラットを使い、ラットは死後約1万分の1体重が減るということを見つけました。この1万分の1の重さが命(魂)ではないかと。
さらに、田川博士の研究では、それをモノでも行ったのです。例えば目覚まし時計の重さを測り、次にこの目覚ましを全て部品の状態まで分解して重さを計測する。そうすると、分解したモノでいう死んだ状態ではやはり1万分の1の重さが減っていたのです。
モノでいう死とは役割を終えるということであり、それはそのモノを生み出した人の思いのエネルギーが無くなった状態とも言えるのではないか。
自然もそう私たちにも生み出した何者かがいて、モノにも生み出した人の思いが宿る。八百万の神はやはりいる。そして自分もモノもその他多くの出会いとかそういう全てを生かして行こう!と感じたこの超クレージーな研究にかなり感動しました。
出典:ひすいこたろう著「あした死ぬかもよ?」